2019 Fiscal Year Annual Research Report
高度成長期の社会イメージ:「社会主義像」と「資本主義像」の文化史的考察
Project/Area Number |
15H03244
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Research Institution | Japan Women's University |
Principal Investigator |
成田 龍一 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (60189214)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹内 栄美子 明治大学, 文学部, 専任教授 (00236415)
鈴木 勝雄 独立行政法人国立美術館東京国立近代美術館, 企画課, 主任研究員 (30321558)
高 榮蘭 日本大学, 文理学部, 教授 (30579107)
丸川 哲史 明治大学, 政治経済学部, 専任教授 (50337903)
黒川 みどり 静岡大学, 教育学部, 教授 (60283321)
坪井 秀人 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (90197757)
島村 輝 フェリス女学院大学, 文学部, 教授 (90216078)
戸邉 秀明 東京経済大学, 経済学部, 准教授 (90366998)
渡辺 直紀 武蔵大学, 人文学部, 教授 (80409367)
東 由美子 国際ファッション専門職大学, ファッションビジネス学科, 教授 (00307985)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 日本史 / 近現代史 / 文化史 / 高度成長 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の構成員を軸とする高度成長文化研究会を定期的に開催し、各自の成果を共有することをおこなった。8月3日に、岩川ありさ(法政大学)、木村朗子(津田塾大学)を報告者として、「震災後文学論とその後」をめぐって議論した。11月16日にはマリコ・タマノイ教授(UCLA)による「資源としての子ども」の報告を受け議論した。 また、本研究の進展のために、ロジャー・パルバース(オーストラリア国立大学)を招き、11月24日(近代文学三学会合同国際学会、会場は共立女子大学)に、「井上ひさし―世界との対話」として、パネル参加を行った。研究代表者・成田龍一がモデレーターとなり、司会を担当した。さらに、11月27日に行われたパルバースの講演会「「井上ひさしと戦後文学」(会場は、日本文芸家協会会議室)を「井上ひさし研究会」と共催した。 また、本研究の成果を国際的に発信するため、研究分担者の坪井秀人(国際日本文化研究センター)、渡辺直紀(武蔵大学)が、6月6日~10日にかけてアメリカ合衆国(カリフォルニア大学リバーサイド校)でのワークショップ(Trans-Pacific Workshop)に参加した。「危うさ」(danger)をテーマにしたが、このワークショップもカリフォルニア大学と本研究との共同開催である。渡辺は9月20日―21日に、韓国・西江大学の林志弦教授とワークショップ「グローバルな記憶空間としての東アジア」を開催し、本研究での成果を発表した。さらに、11月2日~4日にかけて開催された、アメリカ合衆国コロンビア大学を会場とした国際シンポジウム「日本研究の新たな方向性」に成田、渡辺、坪井が参加・報告をした。 そのほか、研究代表者・研究分担者は、著作・雑誌論文によって、本研究の成果を公表した。また資料収集も着実に進み、関連図書を収集したほか、本研究の重要な対象である映画のDVDも継続して収集した。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(73 results)