2017 Fiscal Year Annual Research Report
A Study on the Reflexive Social Design through the Collection of "Regional" Images
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15H03281
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
原田 健一 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (70449255)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 守弘 京都精華大学, デザイン学部, 教授 (10388176)
北村 順生 立命館大学, 映像学部, 准教授 (20334641)
水島 久光 東海大学, 文学部, 教授 (30366075)
石田 美紀 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (70425007)
榎本 千賀子 新潟大学, 現代社会文化研究科, 研究員 (80710384)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | デジタルアーカイブ / 地域メディア / 映像メディア / MALUI連携 / コミュニティ / 文化資源 / データベース / 中間的コミュニケーション |
Outline of Annual Research Achievements |
2017年3月より、統合型データベースのサイト「にいがた MALUI連携地域データベース」を立ち上げ、新潟県立図書館と協力し戦前期の地域新聞をデジタル化し「郷土新聞画像データベース」と、「地域」コミュニティに関連する映像を発掘・デジタル化した新潟大学地域映像アーカイブの「にいがた 地域映像データベース」とを統合し、地域メディアのコンテンツを集合化し、横断的に検索できるためのシステムを構築した。2017年度においては、システムの一部を更新し、MALUI(博物館、資料館、図書館、大学、産業界)のさまざまな機関が連携しやすいようにした。また、映像データを追加し、現時点で約5万点の映像をサイトアップした。 研究成果を地域に還元するために、展覧会「村の肖像展Ⅳ」を2017年11月17日~12月10日に新潟市・砂丘館など、2017年12月22日~2018年1月14日に金山町・中央公民館などで開催した。また、展覧会「新潟市無形文化財〈市山流〉と新潟古町花街」を2018年3月17~31日に新潟市・旧齋藤家別邸などで開催した。調査ならびに教育利用のためのワークショップを2017年7月6日に南魚沼市塩沢公民館、小学校での授業ワークショップを2018年3月7日に新潟市東曽根木小学校で開催した。 また、本科研の報告書として原田健一・水島久光編『手と足と眼と耳-地域と映像アーカイブをめぐる実践と研究』,学文社,313頁を2018年3月に刊行した。全20章のうち、研究代表者、ならびに分担者が13章分を、研究会で発表してもらった研究者に7章分執筆した。また、報告書をもとにした公開研究会を「地域と映像アーカイブ」として、2017年3月4日、神戸映画資料館(兵庫県神戸市)にて行った。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)