2019 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15H03303
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
藤本 亮 名古屋大学, 法学研究科, 教授 (80300474)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石田 京子 早稲田大学, 法学学術院(法務研究科・法務教育研究センター), 准教授 (10453987)
武士俣 敦 福岡大学, 法学部, 教授 (30190169)
大塚 浩 奈良女子大学, 生活環境科学系, 准教授 (30324958)
宮澤 節生 龍谷大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (60001830)
上石 圭一 追手門学院大学, 社会学部, 教授 (80313485)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 弁護士 / 弁護士キャリア / 62期 / 67期 / 質問紙調査 / ウェブ調査 / 所得 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究は概ね順調に進んだ。2019年3月に実施した62期第3回・67期第2回のWEB質問紙調査の結果についての分析を進め、その研究成果は以下の学会において研究代表者と研究分担者がそれぞれ分担して発表した。(1)日本法社会学会学術大会(於千葉大学)「62期弁護士第3回・67期弁護士第2回調査の結果概要」と題するミニシンポジウム、(2)Asian Law and Society Association Annual Meeting(於大阪大学)“Early Career of Japanese Attorneys from the 62nd and 67th Cohort Web Survey Results”と題するパネル。また、これらの成果は(3)藤本亮ほか(2019)「62期弁護士第3回・67期弁護士第2回ウェブ調査基本報告書」(名大法政論集284号)と(4)藤本亮ほか(2020)「62期弁護士第3回・67期弁護士第2回ウェブ調査 : 記述統計による分析」(名大法政論集285号)として公表されている。また、2019年9月に同調査の簡易報告書と調査協力謝礼を調査業務委託先の中央調査社を通じて送付し、折返し面接調査への協力依頼を行った。面接調査協力の同意を得た調査協力者に対して、COVID-19感染拡大が収まり次第、順次面接を行っていく予定である。これらの調査により、62期弁護士については2年目・5年目・10年目の3次にわたる調査が、67期弁護士については2年目と5年目の調査を実施してきたことになる。この両期は新人弁護士が最も多い時期に弁護士になっている。伝統的キャリアトラックにのっているものが多数ではあるが、徐々に多様化階層化が進展している。2年目から5年目にかけて、62期は都市部から地方へ移動する傾向が観察されたちが、67期は逆であった。62期5年目から10年目にかけて補助的業務が大幅に減り、弁護士が一人前になっている傾向がみられる。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(14 results)