2017 Fiscal Year Annual Research Report
Dialogue between International Relations Theory and Japanese Diplomatic History: Applications to Theoretical Development from Historical Knowledge and Historical Research on Theoretical Knowledge
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15H03325
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
大矢根 聡 同志社大学, 法学部, 教授 (40213889)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮城 大蔵 上智大学, 総合グローバル学部, 教授 (50350294)
佐々木 卓也 立教大学, 法学部, 教授 (60202090)
村井 良太 駒澤大学, 法学部, 教授 (70365534)
井上 正也 成蹊大学, 法学部, 教授 (70550945)
多湖 淳 神戸大学, 法学研究科, 教授 (80457035)
石田 淳 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90285081)
葛谷 彩 明治学院大学, 法学部, 准教授 (90362558)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 国際関係理論 / 日本外交史 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年7月21日に、研究計画に基づいてプロジェクトの進捗状況、およびこの時点における研究成果を確認し、最終年度に取り組む研究上のポイントについて議論した。それを踏まえて、研究メンバーが各自で文献・史料等の収集や聞き取り調査、それらの検討、それに基づく事例分析の作業を進めた。 本年度の研究会は、研究メンバーの研究状況を確認し、議論する機会とした。すなわち、7月21日の研究会において、「対中外交研究試論―外交史における理論への貢献可能性」(井上正也)、「日本の外交政策研究のレビュー―歴史から理論へ」(長久明日香)の報告と議論を行い、12月3日の研究会では、メンバーが各々に進めている事例分析を報告し、検討した。さらに1月末を期限として、メンバーが研究会における議論を踏まえて事例研究を再検討し、そのテーマと概要を提出し、メールを通じて議論を進めた。その際、一部のメンバーは完成論文を提出した。また、研究メンバーの一部がアイディア・アプローチや規範分析に関心を寄せたため、国際規範論に基づく日本外交(史)の分析に関してシンポジウムを開催し、外部の報告を交えて検討を実施した。 こうした作業と並行して、関連研究を網羅し整理した文献リストを作成し、研究メンバーに提供するとともに、さらに文献や情報を加えてリストを拡充した。また、日本外交のパターンを検討した関連文献についても、リストを作成して研究メンバーの間で共有した。 他方で、研究成果を活用する出版を企画し、研究メンバーに多数の執筆者を加えた『戦後日本外交からみる国際関係(仮)』の検討・編集作業を進め、同時に、本プロジェクトの研究成果を発表するための論文集についても、刊行の検討を進めた。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(13 results)