2019 Fiscal Year Annual Research Report
経済理論の大衆化から経済政策の形成へ:テキストマイニングを応用した実証研究
Project/Area Number |
15H03330
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
下平 裕之 山形大学, 人文社会科学部, 教授 (30282932)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小峯 敦 龍谷大学, 経済学部, 教授 (00262387)
福田 進治 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (00322925)
古谷 豊 東北大学, 経済学研究科, 准教授 (00374885)
舩木 恵子 武蔵大学, 総合研究所, 研究員 (00409369)
本郷 亮 関西学院大学, 経済学部, 教授 (80382589)
松山 直樹 兵庫県立大学, 国際商経学部, 准教授 (80583161)
金井 辰郎 東北工業大学, ライフデザイン学部, 教授 (90332022)
小沢 佳史 九州産業大学, 経済学部, 講師 (80772095)
仲北浦 淳基 大正大学, 地域創生学部, 助教 (70823095)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 経済理論 / 大衆化 / テキストマイニング / 実証研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和元年度ー令和2年度(研究代表者の病気により令和2年9月まで研究期間を延長)の研究実績として、研究成果の刊行、資料の分析・収集、学会報告を挙げることができる。
1 研究成果の刊行:これまでの研究成果を踏まえ、経済学史研究にテキストマイニングを導入する際の方法論や事例を取りまとめた書籍の出版に向けた準備を行った。テキストマイニングを経済学史に導入する場合の方法論、テキストマイニングの実践マニュアル、古典派から近代までの欧米の経済思想がどのように政策担当者や大衆に普及していったかについての事例等を主な内容としており、2021年2月に刊行された。また研究代表者が、学会誌に経済学史へのテキストマイニングの適用に関する論文を掲載した。 これにより、本研究計画の「経済理論が経済政策に影響を与えるプロセスに関する実証研究」、および「従来の質的分析をテキストマイニングとを統合した分析手法を開発する」という2つの主な目的について、専門的研究者のみならずより広範囲にその成果を明らかにすることができた。またこれにより、経済学史分野以外の様々な研究者と今後連携するための基礎を構築することができ、理論・思想の社会への伝播というより普遍的なテーマへの寄与の可能性が広まった。 2 学会報告:研究分担者が本研究テーマに関連した学会報告を行った。 3 資料の分析・収集:経済思想研究会において各研究者が分担し、主要な経済学者の一次文献・未公刊資料等の収集、テキストデータ化、分析を行った。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(10 results)