2015 Fiscal Year Annual Research Report
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15H03379
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
高橋 潔 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (90298555)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 憲彦 法政大学, 経営学部, 教授 (30434179)
大里 大助 福岡女学院大学, 人間関係学部, 准教授 (20435126)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 組織文化 / リーダーシップ / 職務能力 / 測定 |
Outline of Annual Research Achievements |
2015年度の研究実績は、以下の3点にまとめられる。 第1に、いくつかの国際学会で成果報告を行ったことである。2015年6月にインド・バンガロールで開催されたAssociation of Japanese Business Studies年次大会、2016年2月にアメリカ・サンフランシスコで開催されたInternational Conference on Management, Business, and Economicsにおいて、採用場面で活用される情報を用いた一連の実験研究の成果を報告した。また、2015年8月にミラノで開催されたEuropean Congress of Psychologyでは、組織内で学習棄却される情報を因子分析によって探索した研究成果を報告した。 第2に、学術論文の公刊を行ったことである。International Academy of Business and Economicsの機関誌であるJournal of Academy of Business and Economicsに採用情報に関する研究が掲載されるに至った。 第3に、研究課題に関するデータ収集を行うことができたことである。組織文化に関連したデータとして、㈱マックスバリュ西日本からは351名の店長・副店長データが、㈱ディスコから、100名の従業員データの収集がなされた。また、組織学習に関して企業アンケート調査を実施し、487社から回答を得た。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画案に盛り込まれた調査の実施に関しては、若干の遅れが出ている部分もないわけではないが、計画案になかった関連調査の実施が順調に行われているため、本研究がより幅広い視野と新しい成果を導き出す可能性が高くなっている。 また、成果の発表に関しては順調な進捗を見せている。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は、当初計画に立ち戻り、計画された研究の進捗に注力する予定である。また、関連テーマに関してデータ収集がなされている部分に関しては、テーマを拡張しながら、一層の研究の推進をめざす。
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Research Products
(6 results)