2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development of training programs for social work supervisors
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15H03440
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
岡田 まり 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (40309076)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片岡 靖子 久留米大学, 文学部, 准教授 (30389580)
野村 豊子 日本福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (70305275)
潮谷 恵美 十文字学園女子大学, 人間生活学部, 教授 (70287910)
潮谷 有二 長崎純心大学, 人文学部, 教授 (90285651)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | スーパーバイザー / スーパービジョン / 社会福祉士 / ソーシャルワーク / ソーシャルワーカー |
Outline of Annual Research Achievements |
これまで研究者や社会福祉士の研究協力を得ながらスーパーバイザー養成プログラムを開発してきたが、今年度は、昨年度のプログラム評価に基づいて、プログラムの内容と方法を修正したうえで実施し、評価を行った。最終的に完成したプログラムは、次の二つから構成されている。1.講義・演習・模擬スーパービジョンを通して、スーパーバイザーに求められる基礎的な知識と技能の獲得・定着をめざす基礎研修。2.プログラム参加者がスーパーバイザーとして実施したスーパービジョンについて、小グループのなかでベテランのスーパーバイザーからスーパービジョンを受けるプログラム。1.2.ともに、参加者募集に応募し研究協力に同意した社会福祉士を対象に、研究班メンバーおよび見識・経験ともに豊かな研究協力者が講師とスーパーバイザーを務めて、それぞれ2回ずつ実施し、1.に計29名、2.に計27名が参加した。計4回のいずれにおいても9割以上の参加者が5段階評価のうち最高評価の「よかった」と答え、プログラム終了後に行った参加者のフォーカス・グループ・インタビューの結果からは、スーパービジョンの遂行に役立つ学習が進んだことが示されていた。 また、スーパービジョンの先駆者4名をシンポジストとして、スーパービジョンの現状と今後の方向性について検討するシンポジウムを開催した。100名近い参加者があり、活発な質疑応答がなされ、アンケート回答者70名のうち9割以上がシンポジウムについてよかったと答えた。このシンポジウムでは、スーパービジョンに通底するものとともに多様性が明らかになり、今後の取り組みの方向性についての示唆が得られた。今後は、このシンポジウムの結果を参考にしながら、開発したプログラムのさらなる改善と普及に取り組むことが必要である。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)