2017 Fiscal Year Annual Research Report
Things and Media in Educational Space
Project/Area Number |
15H03478
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Research Institution | Japan Women's University |
Principal Investigator |
今井 康雄 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (50168499)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 全之 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (50212775)
児美川 佳代子 (小松佳代子) 東京藝術大学, 美術学部, 准教授 (50292800)
真壁 宏幹 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (90229328)
山名 淳 京都大学, 教育学研究科, 准教授 (80240050)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | モノ / メディア / 教育空間 / 美術教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、日本教育学会大会(於:桜美林大学)および美術教育研究大会(於:東京藝術大学)において3年間の研究を総括する発表を行い、年度末に報告書「教育空間におけるモノとメディア--その経験的・歴史的・理論的研究」(A4版・355頁)を刊行した。 日本教育学会大会では第1日(2017年8月26日)のラウンドテーブル「教育空間におけるモノとメディア」を企画し5人の科研メンバーが主に現代美術館・蔵前小学校でのフィールドワークを踏まえた研究発表を行った。発表テーマは以下のとおり:今井康雄「「いつもとちがう風景」をめぐる考察」/小松佳代子「美術制作におけるモノの質的変容」/眞壁宏幹「紙で遊ぶ子どもたち――台東区立蔵前小学校6年生の制作活動」/山名淳「美術制作と「コミュニケーション的記憶」――創作活動における想起の位置価に関する覚書」/池田全之「子どもの制作における事物の脱文脈/再文脈化過程から考える――デカルトの機械論的身体観と道徳の可能性」 美術教育研究大会では、2017年11月12日に東京藝大美術学部第6講義室にて、これまでのヴィジュアル化プロジェクトを踏まえた展示発表を3つのグループに分かれて行った。この展示発表について理論的に総括するために、2018年1月21日に討論会「制作から始まり制作に帰る?--展示発表の経験から」を開催した。討論の模様はテープ起しして報告書に組み込んだ。 2018年1月12日には、ロンドン大学のDennis Atkinson教授を招いて東京藝術大学にて講演会を行った。講演のテーマは「芸術の力・不服従・学び――生を構築すること」(The Force of Art, Disobedience and Learning: Building a Life )。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(15 results)