2016 Fiscal Year Annual Research Report
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15H03482
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
中村 高康 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (30291321)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 教育 / 社会階層 / ESSM2013 / 教育社会学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、すでに2013年度に実施された『教育と仕事に関する全国調査』プロジェクトの研究成果をさらに応用的に発展させ、従来は十分な実証的基盤を持ち切れなかった「教育体験と社会階層」という古くて新しいテーマについて、信頼性の高いデータに裏付けられた理論的展開を新たに目指そうとするものである。前年度の準備段階を経て、2016年度は、各領域ユニットで理論的な深化を行うべく、研究ユニットごとの研究会開催を予定していたが、研究の途上でデータ分析が予想よりも順調に進行したため、研究会開催よりも、和文図書の刊行と英文論文作成に重点を移した。とりわけ、和文図書の原稿については、研究協力者の原稿はすべて揃い、序論・結論の部分を編者で分担しつつ執筆する段階までこぎつけることができた。また、英文発信についても、多くの論文を翻訳・校正に回し、次年度に向けて発信の準備をさらに一歩進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
概要に記したように、和文図書の刊行はすでに決定しており、原稿もほぼ出そろった。したがって、次年度に刊行できる予定である。また、英文投稿・発信についても、準備が整ってきている。以上は「順調に進展した」と評価できる。しかし、成果の発信準備態勢は整ってきているものの、研究会開催をできなかったことなどもあり、「当初の計画以上」とまではいえない。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、最終年度に向けて、具体的なアウトプットを出していくことになる。特に、研究成果の英文化は、さらに推し進めていきたい。
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Research Products
(1 results)