2018 Fiscal Year Annual Research Report
Molecular mechanisms of organ initiation for vegetative reproduction in plants
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15H04391
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
石崎 公庸 神戸大学, 理学研究科, 准教授 (00452293)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 栄養繁殖 / 無性生殖 / 再分化 / 非対称分裂 / コケ植物 / 進化 / 遺伝子制御ネットワーク / 腋芽 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度、ゼニゴケ無性芽の杯状体内における休眠に、植物ホルモンのアブシシン酸(ABA)が関わることを明らかにした国際共同研究の成果を論文としてまとめて発表した(Eklund et al. 2018, Current Biology)。 ゼニゴケの杯状体形成を制御するR2R3-MYB型転写因子GCAM1については、ステロイドホルモンによる機能誘導系を利用したRNA-seq解析から絞り込んだ下流遺伝子候補について機能解析を進めた。またGCAM1の種内パラログであるGC1Lの機能についての解析が進展し、GC1LがGCAM1と一部冗長的に、葉状体切断片からの再生プロセスに必須の機能をもつことを明らかにした。 また、杯状体形成は正常であるが無性芽の形成に必須の機能をもつKARAPPO遺伝子(以下KARとする)についての解析を進めた。KARは低分子量Gタンパク質Ropの活性化を行うグアニルヌクレオチド交換因子(GEF)をコードしており、Rop活性調節を介して細胞内アクチン細胞骨格の再構成を制御し、細胞の形や先端成長、非対称分裂に関わると考えられる。KARの機能ドメインについて遺伝学的解析を行うとともに、KARが活性化すると考えられるRopの機能について、機能欠損変異体の表現型解析や、恒常活性型およびドミナントネガティブ型を発現する形質転換体を作出し、杯状体内の無性芽発生に影響があるか解析した。またKARおよびRopの細胞内動態について、詳細な解析を行った。 GCAM1およびKARについての成果を論文にまとめて投稿した。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(15 results)