2017 Fiscal Year Annual Research Report
Microbial degradation and detoxification of neonicotinoides by symbiotic systems of white-rot fungi with bacteria
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15H04618
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
平井 浩文 静岡大学, 農学部, 教授 (70322138)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
一瀬 博文 九州大学, 農学研究院, 准教授 (00432948)
長井 薫 甲子園大学, 栄養学部, 教授 (20340953)
亀井 一郎 宮崎大学, 農学部, 教授 (90526526)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 微生物 / ネオニコチノイド / バイオレメディエーション |
Outline of Annual Research Achievements |
(1) 6-chloro-3-pyridinemethanol(IM 0)資化性細菌の探索 白色腐朽菌Phanerochaete chrysosporiumによりアセタミプリド(ACE)を処理するとシトクロムP450の作用によりIM 0が生成する。このACEの完全分解系を構築すべく、昨年度より引き続きIM 0資化性細菌の探索を行った。IM 0を単一炭素源としたM9液体培地を用いた集積培養により、土壌からIM 0を単一炭素源として生育可能なIM 0資化性細菌叢を獲得した。この中より複数のIM 0資化性細菌の単離に成功した。 (2) P. chrysosporium-IM 0資化性細菌共培養によるACEの分解 (1)で得た細菌3種を用いて、P. chrysosporiumとの共培養によるACEの分解実験を行った。培養21日後ACEの定量を行ったところ、P. chrysosporium単独(21.3%分解)と比較して、共培養により有意に高い分解(39.0%分解)を示す細菌が存在した。よって、担子菌-細菌共培養によるACEの分解に成功したと結論づけた。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)