2017 Fiscal Year Annual Research Report
Analysis on the involvement of the new transcriptional elongation regulator Med26 in mixed acute leukemia
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15H04701
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
高橋 秀尚 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (30423544)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 転写 / 転写伸長 / がん / 急性白血病 |
Outline of Annual Research Achievements |
腫瘍発症に関連する多くの遺伝子領域で、RNAポリメラーゼII(以下Pol II)が転写開始直後に一時停止しており、その一時停止が転写伸長因子によって解除され、遺伝子が過剰に転写されることが、腫瘍発症の引き金となることがわかった。Pol IIが一時停止を解除されるには、転写伸長因子が遺伝子領域にリクルートされることが必要である。これまでの解析によって、メディエーター複合体のサブユニットMed26が、転写伸長因子複合体SECやLECを、それぞれ異なる種類の腫瘍関連遺伝子領域にリクルートし、それらの転写伸長を促進することを明らかにした。SECは混合型急性白血病(MLL)の発症にも深く関与している。 本研究で、Med26やSEC、LECのコンポーネントを、さまざまな腫瘍細胞においてノックダウンすると、腫瘍関連遺伝子の発現が低下し、腫瘍細胞の増殖が抑制されることがわかった。現在、がんや急性白血病細胞などの腫瘍細胞の増殖を抑制する化合物の同定を目指して、Med26とSECやLECとの結合を阻害する化合物をスクリーニングするシステムの構築を行っている。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Mutations in bassoon in individuals with familial and sporadic progressive supranuclear palsy-like syndrome.2018
Author(s)
Yabe I, Yaguchi H, Kato Y, Miki Y, Takahashi H, Tanikawa S, Shirai S, Takahashi I, Kimura M, Hama Y, Matsushima M, Fujioka S, Kano T, Watanabe M, Nakagawa S, Kunieda Y, Ikeda Y, Hasegawa M, Nishihara H, Ohtsuka T, Tanaka S, Tsuboi Y, Hatakeyama S, Wakabayashi K, Sasaki H.
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Journal Title
Sci Rep
Volume: 8(1)
Pages: 819
DOI
Peer Reviewed
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