2015 Fiscal Year Annual Research Report
光曝露がサーカディアンリズム関連疾患に及ぼす影響に関する縦断研究
Project/Area Number |
15H04776
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
大林 賢史 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (30596656)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐伯 圭吾 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (60364056)
刀根 庸浩 奈良県立医科大学, 医学部, その他 (50630498)
西 智 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (70571214)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 光曝露 / サーカディアンリズム / 生体リズム / メラトニン |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は大規模疫学研究(平城京コホートスタディ)において、日常生活の光曝露が健康に及ぼす影響を縦断的に明らかにすることである。平成27年度は350名について追跡調査を実施することができ、身体計測・血液検査・動脈硬化検査などの主要項目の測定を行うことができた(2015年度目標:280名)。また疾病罹患を含む質問票について約750名から回収することができた。本研究の関連する学術的成果として、本年度に研究代表者が筆頭著者である4本の論文が英文科学誌に採択・掲載された。これらの研究成果は本研究の目的である日常生活の光曝露が健康に及ぼす影響を検討する上で重要な先行知見となる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究1年目である平成27年度の目標は280名の対象者への追跡調査実施であった。おおむね当初の計画通りに調査・測定が進展していると考えられる。本研究の目的を達成するために必要な先行知見として、4本の論文が科学誌に採択・掲載されたことは評価できる。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度の目標はさらに追跡調査をすすめ前年度同様に実施することである。追跡調査の人員配備や測定方法なども確立しておりこの点も問題ないと考える。訪問調査による追跡を積極的に行う予定である。
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Research Products
(13 results)