2015 Fiscal Year Annual Research Report
青年・壮年・中年期の光曝露が生体リズムと睡眠の質に及ぼす影響に関する疫学研究
Project/Area Number |
15H04777
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
車谷 典男 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (10124877)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐伯 圭吾 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (60364056)
大林 賢史 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (30596656)
刀根 庸浩 奈良県立医科大学, 医学部, その他 (50630498)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 光曝露 / 生体リズム / うつ / 睡眠 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、高齢期(60歳以上)、壮年・中年期(20-60歳)および青年期(15~20歳)の光曝露量を実測し生体リズムや睡眠の質との関連を明らかにすることである。40歳以上の対象者198名の、1週間の光曝露の測定、アクチグラフによる客観的睡眠、主観的睡眠、、肥満(BMI・腹囲)、うつ症状、空腹時血糖、HbA1c、脂質(中性脂肪、コレステロール)、動脈硬化(頸動脈エコー、CAVI)、筋力、骨密度の測定を完了した。 今年度4月から9月は機器の準備、対象者の募集を進めた。当初は10月~3月の6か月で350名の測定を実施する予定であったが、一部プロトコールを変更して、筋力や骨密度測定を追加したことに伴い、機器の準備や研究の倫理審査の承認を経て調査開始がやや遅れたため実施人数がやや少なかった。しかし開始後は順調に調査を進められており、来年には当初の計画どおりの対象者数の測定を完了する見込みである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初、光曝露による健康影響のアウトカムとして、筋力や骨密度測定を予定していなかったが、先行研究から生体リズムを介して関連する可能性があるため、本研究のアウトカムに追加することとした。研究計画の再構築と医の倫理承認の取得のため研究開始が3か月遅延したため、当初の予定(350人)には届かなかったが(198人)、調査開始後の進捗が予定通りである。
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Strategy for Future Research Activity |
研究開始後は、予定どおり進んでおり来年度の測定実施予定数は上方修正することができるため、次年度でほぼ当初の計画通りの実施を達成できる見込みである。
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Research Products
(23 results)
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[Journal Article] The effect of blue-blocking intraocular lenses on circadian biological rhythm: protocol for a randomised controlled trial (CLOCK-IOL colour study).2015
Author(s)
Nishi T, Saeki K, Obayashi K, Miyata K, Tone N, Tsujinaka H, Yamashita M, Masuda N, Mizusawa Y, Okamoto M, Hasegawa T, Maruoka S, Ueda T, Kojima M, Matsuura T, Kurumatani N, Ogata N.
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Journal Title
BMJ Open
Volume: 5
Pages: e007930
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Acknowledgement Compliant
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