2015 Fiscal Year Annual Research Report
加齢性運動器疾患の大規模分子疫学コホート研究5年後フォローアップ
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15H04782
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
中村 和利 新潟大学, 医歯学系, 教授 (70207869)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊木 雅之 近畿大学, 医学部, 教授 (50184388)
渡邊 裕美 新潟大学, 医歯学系, 助教 (50325479)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 運動器疾患 / コホート研究 / フォローアップ / 老化 / 社会医学 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度には5年後追跡調査を開始した。具体的には、追跡アンケート調査の作成および予備調査の実施である。追跡アンケートに関しては、基本属性、日常生活動作、病歴、生活習慣(喫煙、飲酒、運動、睡眠、食事、等)、主観的健康度、慢性疼痛に関する11ページの調査票を作成した。予備調査に関しては、平成28年2月に関川村、3月に粟島浦村において行なった。調査票配布数は、関川村2432、粟島浦村95であり、現在その回収を行なっている。症例収集の追跡に関しては死亡、骨粗鬆症性骨折、変形性膝関節症の新規発生および要介護者発生数を調査した。対象者の2013年における死亡情報を村上保健所の死亡小票より調査し、71人の死亡を確認した。骨粗鬆症性骨折、膝関節症に関しては、村上総合病院、山北徳洲会病院、中条中央病院、新発田病院、荘内病院、たかはし整形外科クリニック、佐々木整形外科、荒川中央クリニックにおいて症例収集を行なった。2016年4月現在、四肢骨の骨粗鬆症性骨折232症例、膝関節症964症例を得た。年3月までの要介護認定者は112人であった。調査結果については対象者への便り、ホームページなど様々な媒体を通じて報告を行った。また、講演会の形式でも報告を行った。村上市においては平成27年8月22日に、関川村においては平成27年6月5日に、調査の解析結果を報告した。今年度は、塩分摂取および飲酒の影響をテーマに講演した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度の計画は、コホート研究5年後調査票の開発と予備調査の施行である、いずれも予定通り順調に行なわれた。また疾患情報集も予定通り行なわれた。よって研究は順調に進展しているといえる。
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Strategy for Future Research Activity |
今後、コホート研究5年後追跡本調査を行なう。申請者らはコホート研究ベースライン調査および5年後追跡予備調査を経験しており、本調査も予定通り行うことが可能である。
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Remarks |
環境予防医学分野研究室ホームページ http://www.med.niigata-u.ac.jp/hyg/index.html
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