2019 Fiscal Year Annual Research Report
網膜変性疾患に対する網膜再生分化の技術を応用した新規治療の開発
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15H04998
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Research Institution | National Rehabilitation Center for Persons with Disabilities |
Principal Investigator |
世古 裕子 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 感覚機能系障害研究部, 研究部長 (60301157)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
東 範行 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 感覚器・形態外科部, 診療部長 (10159395)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 網膜変性疾患 / 網膜再生 / 網膜色素変性 / 網膜視細胞 / ダイレクト・リプログラミング |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度には、①網羅的遺伝子発現解析の結果を参考に、分化誘導に伴う発現遺伝子の変動について定量的な検証(定量RT-PCR)を加えた。定量的な検証を進めるにあたり、将来のハイスループットスクリーニングを視野に入れ、6 wellプレートから24 well プレート使用に分化誘導条件を変更できるか否かを検討した。その結果、誘導2週間のEYS遺伝子変異を有する変性視細胞モデルと正常ボランティア細胞との間にみられた発現量の差が、6 wellプレート同様24 well プレートでも見られることがわかり、約5分の1のスケールダウンが可能となった。このスモールスケールでの誘導条件によって、転写因子遺伝子を導入後、8週間までの発現変動を検討した。網羅的遺伝子発現解析は、誘導2週間までのサンプルを使用していたが、遺伝子によっては、8週目まで変動するため注意を要することがわかった。②網膜変性の細胞モデル(in vitroモデル)としてのヒト変性視細胞モデルの作製・解析と並行し、このモデルの検証のためin vivoモデルとして作製したノックアウトゼブラフィッシュを用い、網膜変性の原因遺伝子が網膜変性を引き起こす機序解明を継続した。結果の1部を論文にまとめ、投稿中となっている。③網膜変性の機序に関わる候補遺伝子のノックアウトも作製し解析を開始した。⑤網膜変性に対する新規治療法については、ゼブラフィッシュへの導入を想定して構築したヒトEYS遺伝子も使用も含め、2020年度から採択された研究「再生分化による網膜の機能再現と網膜変性疾患の新規治療」に引き継ぐこととした。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)
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[Journal Article] X-linked Retinitis Pigmentosa in Japan: Clinical and Genetic Findings in Male Patients and Female Carriers2019
Author(s)
Kurata K, Hosono K, Hayashi T, Mizobuchi K, Katagiri S, Miyamichi D, Nishina S, Sato M, Azuma N, Nakano T, Hotta Y
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Journal Title
Int J Mol Sci.
Volume: ;20(6)
Pages: 1518-1518
DOI
Peer Reviewed
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