2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development of a continuing education support system in nursing for patient safety.
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15H05064
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Research Institution | Niigata College of Nursing |
Principal Investigator |
舟島 なをみ 新潟県立看護大学, 看護学部, 教授 (00229098)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中山 登志子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (60415560)
鹿島 嘉佐音 千葉大学, 大学院看護学研究科, 技術職員 (80828153)
山品 晴美 共立女子大学, 看護学部, 助教 (30799961)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 看護学 / 医療事故防止 / 尺度開発 / 新人看護師指導者 / 院内教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、看護職者個々の医療事故防止能力向上を実現する院内教育推進システムの開発を目的とする。本年度は、研究目的達成に向け、次に示す研究を実施した。 1.プリセプター(新人看護師指導者)用の医療事故防止能力自己診断尺度の開発:前年度作成した33質問項目からなる5段階リカード型尺度(新人看護師指導者用)の信頼性と妥当性の検討に向け、郵送法による全国調査を実施した。研究協力に同意の得られた44病院に所属する新人看護師指導者714名に作成した尺度と特性調査紙を配布し、有効回答338部を回収できた。また、再テスト法による安定性の検討に向け、219名を対象に2回の調査を実施し、有効回答44部を回収できた。収集したデータを統計学的に分析した結果、尺度のクロンバックα信頼性は0.96であり、既知グループ技法に用いた2仮説ともに支持され、再テスト法による総得点間の相関係数は0.84であった。これらにより、プリセプター(新人看護師指導者)用の医療事故防止能力自己診断尺度の信頼性と妥当性を確認できた。 2.医療事故防止能力の向上を目的とした教育プログラム立案モデルの作成とその有効性を検証:作成した医療事故防止能力の向上を目的とした教育プログラム立案モデルの有効性について院内教育担当者にインタビューを行い、その有効性を確認した。 3.研究成果の公表:「新人看護師による医療事故防止に向けたプリセプターの対策と実践」第49回日本看護学会(看護教育)、その他1件を発表した。また、2019年8月日本看護研究学会第45回学術集会において「新人看護師指導者のための医療安全行動自己評価尺度の開発」を発表する。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)