2019 Fiscal Year Annual Research Report
Establishment and evaluation of a strategy model for the diffusion of innovative nursing techniques in nursing practice
Project/Area Number |
15H05072
|
Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
桑本 暢子 (大久保暢子) 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (20327977)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 杏子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (10793325)
角濱 春美 青森県立保健大学, 健康科学部, 教授 (30256359)
三上 れつ 中部大学, 生命健康科学部, 特任教授 (80242676)
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
|
Keywords | 看護技術 / 普及 / エビデンス / 革新的 / 看護 / 組織的要因 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度の2019年度に、研究データの見直しと投稿論文の作成、考察と結果に対する科研会議に関する科研会議を2020年3月までに行う予定であった。しかし2020年2月、2月26日に内閣官房より出た新型コロナウイルスへの対応で集会会合が中止となり、科研会議が出来なくなった。この会議は研究代表者、分担者、協力者が揃ってデータの確認を行い、加えて普及学の専門家からの助言を頂き、合意形成をしながら成果をまとめる予定であった。研究遂行上、成果のまとめの科研会議とその会議内容を踏まえた論文の修正と投稿が必要なため、3月の会議を4月以降に延期する必要が生じた。 2021年の4月以降にデータ分析の確認、結果と考察の討論の科研会議を開催し、本年度(令和3年度)は、論文作成に至ることが出来た。また2019年、2020年度に行った研究の投稿と査読への対応を行い、論文掲載に至ることが出来た。 研究概要は、我が国の急性期病院において根拠ある看護技術の普及に関わる組織的要因とその具体的内容を明らかにした研究であり、根拠ある看護技術が普及している施設に勤務する施設28 名の看護師を対象とし,半構成的面接調査を実施した.結果,組織的要因として以下【 】で示す5カテゴリーを抽出した.根拠ある看護技術を普及させるために特有な組織的要因として,個々人の特性である【看護管理者の推進行動】と【部署メンバーの態度・特性】が示され,特に看護師長のリーダーとしての特性の重要性が見い出された.また,組織構造の内部特性として【組織風土】【組織内の協力】,組織の外部特性として【経済的な影響】が示され,多職種連携の土壌の重要性ならびに診療報酬が普及を促進するきっかけとなることが見い出された. 根拠ある看護技術の臨床現場への普及に関する概念図の修正や幾つかの論文掲載までの投稿と査読対応は残ったが、研究計画はすべて終了することが出来た。
|
Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(3 results)