2017 Fiscal Year Annual Research Report
Research on nursing staffing for guaranteeing perinatal safety and quality in obstetrics mixed ward
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15H05085
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
齋藤 いずみ 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (10195977)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西岡 笑子 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 教授 (70550797)
岩崎 三佳 神戸大学, 保健学研究科, 助教 (70584176)
山本 真由美 札幌市立大学, 看護学部, 講師 (70597137)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 混合病棟 / 助産師 / 配置 / 安全と質保障 |
Outline of Annual Research Achievements |
【目的】:わが国の病院における分娩は約8割が産科混合病棟で行われ、「助産師は産婦と他科患者を同時に担当する」は約40%に達している。産科と産科以外の全患者に影響があり、助産師と看護師の協働は重要課題である。そこで、分娩時に看護師が何分間分娩時の看護に参加しているかを可視化する事を研究目的とする。 【方法】病床数323床、看護配置7対1のA病院における産科を含む8診療科からなる産科混合病棟42床で調査した。2017年2月から3月 看護職(看護師20人、助産師10人(パートを含む)を研究対象とし情報通信技術を用いて43日間、24時間連続して観察した。病棟全域に、ビーコン(stick-n-find)を装着した。ビーコン情報受信機としてスマートフォン(ZenFone Go(ZB551KL))を看護職が携帯し勤務した。スマートフォンはビーコンIDと電波強度を受信しクラウドに情報集積した。本分析では分娩時刻前後の各一時間に、看護師が分娩室に滞在した時間を分析対象とした。【倫理的配慮】A大学とA病院倫理審査会の承認を得た。 【結果】43日間の入院患者のべ数は産婦人科543人、消化器科168人、外科112人、整形外科72人、眼科36人、その他141人計1072人であった。全看護職の一日平均勤務数は、看護助手含21.6人、内看護師13.3人、内助産師5.4人であった。43日間に、分娩は25件あり、経膣分娩20件、帝王切開5件であった。20件中看護師の滞在時間の最長は127分、最短は0分であった。平均は16分であった。経膣分娩20件のうち、分娩時刻の前後各2時間に看護師が滞在しなかった分娩は、5件であった。看護師が滞在した分娩のうち、5分未満6件、5分以上30分未満8件、60分以上2件であった。 【考察】経験的に患者数や、処置、手術が増えると忙しいと感じたことが、情報通信機器により可視化された。
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Research Progress Status |
平成29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(16 results)