2017 Fiscal Year Annual Research Report
Foundation of health promotion in order to prevent and improve life-related diseases centering the sleep disordered breathing
Project/Area Number |
15H05104
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
樗木 晶子 九州大学, 医学研究院, 教授 (60216497)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大草 知子 宇部フロンティア大学, 人間健康学部, 教授 (00294629)
西坂 麻里 (小西麻里) 九州大学, 大学病院, 学術研究員 (00448424)
吉田 大悟 九州大学, 医学研究院, 助教 (10596828)
鳩野 洋子 九州大学, 医学研究院, 教授 (20260268)
木下 由美子 九州大学, 医学研究院, 講師 (30432925)
二宮 利治 九州大学, 医学研究院, 教授 (30571765)
井上 緩子 (津田緩子) 九州大学, 大学病院, 学術研究員 (50593795)
樗木 浩朗 保健医療経営大学, 保健医療経営学部, 教授(移行) (70607093)
中尾 久子 九州大学, 医学研究院, 教授 (80164127)
橋口 暢子 九州大学, 医学研究院, 教授 (80264167)
安藤 眞一 九州大学, 大学病院, 特別教員 (90575284)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 地域看護学 / 睡眠時無呼吸 / 生活習慣病 |
Outline of Annual Research Achievements |
睡眠呼吸障害(SDB)は心疾患との合併が多く、その心疾患を増悪させるためSDBの診断と治療の継続は心疾患の管理にも重要である。本研究では九州大学病院睡眠時無呼吸センターの患者と久山町住民健診でSDBと診断された住民の後向き調査とSDBの背景因子や健康関連意識を横断的に調査しSDB治療のための受療行動や治療継続との関連を検討した。 平成23から25年の間、九州大学病院睡眠時無呼吸センターを初診したSDB患者605名の診療録を後ろ向きに調査すると伴にヘルスリテラシーやヘルスローカス・オブ・コントロール、受療行動に関する自己効力感、慢性疾患の患者役割遂行度(コンプライアンス、自己判断、治療への協力、権利主張等)からなる調査票を配付し直近3-5年間の治療継続状況を調査した。回答者211名中、要治療と診断された99名において治療継続65人と非継続34人の間に年齢、性別、合併症、BMIの有意差はなかったが、継続群は非継続群より有意にSDBが重症であった。ヘルスリテラシー、自己効力感は2群間に有意差はなかったが、非継続群ではヘルスローカス・オブ・コントロールの健康規定因子がより他者に帰属しており、患者役割遂行度(自己判断)が有意に高かった。非継続SDB患者においては、医師や看護師、家族、友人といった重要他者に影響されやすい反面、治療に関する情報を自己判断する傾向を認めた。SDB患者99人において、治療の継続や導入には、強固な信頼関係が確立された医療従事者による科学的妥当性のある啓発が有効であることが示唆された。 久山町住民健診において平成24年にSDBと診断された住民(361人)を対象として平成29年度健診において同様の調査を行った。受療行動と有意に関連した因子は、SDBの重症度、運動習慣、自覚症状であることがわかった。SDB要治療者の受診率は低くSDB治療に関する啓発の必要性が示唆された。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(37 results)
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[Journal Article] Three nights leg thermal therapy could improve sleep quality in patients with chronic heart failure2018
Author(s)
Sawatari H, Nishizaka MK, Miyazono M, Ando S, Inoue S, Takemoto M, Sakamoto T, Goto D, Furumoto T, Kinugawa S, Hashiguchi N, Rahmawati A, Chishaki H, Ohkusa T, Magota C, Tsutsui H, Chishaki A.
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Journal Title
Heart Vessels. 2018 Feb;33(2):155-162
Volume: 33(2)
Pages: 155-162
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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[Presentation] Influence of underlying heart diseases on quality of life and psychological disturbances in implantable cardioverter defibrillator patients2018
Author(s)
Mami Miyazono, Akiko Chishaki, Makoto Oho, Anita Rahmawati, Miyuki Tsuchihashi-Makaya, Hiroyuki Sawatari, Yuko Ohtsuka, Nobuko Hashiguchi, Harumizu Sakurada, Masao Takemoto, Mori Nakai, Yasushi Mukai, Shujirou Inoue, Hiroaki Chishaki
Organizer
日本循環器学会学術集会
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[Presentation] Assessment of Quality of Life Among Patients Receiving Implantable Cardioverter-Defibrillator Shocks2017
Author(s)
Anita Rahmawati , Hiroyuki Sawatari , Miyuki Tsutihashi-Makaya , Yuko Ohtsuka, Mori Nakai , Mami Miyazono, Nobuko Hashiguchi, Harumizu Sakurada , Masao Takemoto , Yasushi Mukai , Shujiro Inoue , Hiroaki Chishaki , Akiko Chishaki
Organizer
APHRS 2017 Japan (Asia Pacific Heart Rhythm Society)
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