2017 Fiscal Year Annual Research Report
Development of An Evaluation Index on People-Centered Pertnership Care in the Upcoming Super-aging Society
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15H05108
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
高橋 恵子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (90299991)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有森 直子 新潟大学, 医歯学系, 教授 (90218975)
朝澤 恭子 東京医療保健大学, 看護学部, 准教授 (70737155)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | パートナーシップ / 超高齢社会 / 看護職 / 市民 / 評価指標 / 保健医療従事者 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は、前年度作成した5段階「強くそう思う~全くそう思わない」による37項目のPCC評価尺度の尺度項目の表面妥当性を確認し、尺度の原案を修正後、本調査となる尺度の信頼性・妥当性の検討に向けた調査を実施した。 【尺度項目の表面妥当性の検討】聖路加国際大学で運営しているPCC事業で活動する市民と保健医療従事者の各1名ずつ(計6名)を対象に、PCC評価尺度を用いてパイロットスタディを実施し、評価尺度の原案を精錬した。 【尺度の信頼性と妥当性の検証】聖路加国際大学のPCC事業と、地域にある健康支援事業で活動するメンバー682名(32事業:市民と保健医療従事者)を対象に、PCC評価指標の調査票を依頼した。本研究にあたっては、聖路加国際大学研究倫理審査委員会の承認を得て実施した。調査票の回収数は、281件(回収率41.0%)であった。対象概要は、男性55名(19.6%)、女性226名(80.4%)で、平均年齢50.28歳、また保健医療従事者が85名(30.2%)、市民が196名(69.8%)であった。探索的因子分析を行った結果では、PCCの8下位概念が分離したため、PCCの8下位概念の概念ごとに主成分分析を行った。その結果、全ての項目で成分負荷量が0.4以上であり、下位概念ごとの寄与率は52%以上、下位概念ごとのCronbach’s αは、0.74%以上を示したため、この主成分分析の方法で、構成概念妥当性の検討に採用していくことした。基準関連妥当性の検討では、既存尺度の「共同作業認識尺度」と「自尊感情尺度」を用いて相関係数を算出した結果、両尺度ともPCC評価尺度得点との相関が認められ、基準関連妥当性が確認された。内的整合性の検討においては、尺度全体と各因子のCronbach’s αを算出し、現時点でのデータにおける内的整合性は高く、信頼性が確認された(2018年度3月時点)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定通り、PCCパートナーシップの評価指標の開発することを目的に、評価指標の信頼性と妥当性の検証に向けて、本調査を実施しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、次年度の回収データを合わせ、PCC評価指標の信頼性と妥当性を検証する。また、同時にPCCとの関連因子についても探索する予定である。さらに、評価指標の実用性に向けて、PCC評価指標の短縮版の検討、および評価指標の使用ガイドの作成を検討する。
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Research Products
(3 results)