2017 Fiscal Year Annual Research Report
Source appotionment for aerosol in asia area
Project/Area Number |
15H05121
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Research Institution | Akita Prefectural University |
Principal Investigator |
川島 洋人 秋田県立大学, システム科学技術学部, 准教授 (60381331)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 粒子状物質 / 発生源解析 / バングラデシュ / マレーシア / 安定同位体 / 浮遊粒子状物質 / 安定同位体比 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,バングラデシュ,マレーシアの大気中浮遊粒子状物質の発生源を安定同位体比とレセプターモデルとを組み合わせた方法により,定量的に把握することを目的とした。研究代表者は国内における粒子状物質の発生源の解明のために,炭素,窒素安定同位体比を分析し,冬季において中国から我が国への越境汚染の存在を証明してきた(Kawashima and Kurahashi, 2011; Kawashima and Haneishi, 2012等)。安定同位体比は,粒子状物質の複雑な発生源を識別するための極めて有効な指標になりつつある。発生源を解明することで,効率・効果的に有効な対策をとることが可能になる。また,アジアの越境汚染問題は,我が国にとっても国家問題になる恐れもあり,アジア地域と協力して解決していくことは,今後は益々重要になっていくと考えられる。特に南アジア地域は,今後,益々問題視される地域であり,また複雑な発生源があるなど,注目すべき場所である。 平成30年度は,バングラデシュ・ダッカの治安も安定し,サンプラーの設置及び現地調査を実施した。サンプラーは問題なく起動し,現地の学生達への指導も終了し,問題なく,フィルター交換等様々な問題に対応している。フィルターの一部は日本へ運び,分析することも出来た。
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Research Progress Status |
平成29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)