2019 Fiscal Year Annual Research Report
個の自立と新たな凝集力の中で変貌する現代華北農村社会システムに関する史的研究
Project/Area Number |
15H05161
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Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
内山 雅生 宇都宮大学, 国際学部, 教授 (30151905)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
祁 建民 長崎県立大学, 国際社会学部, 教授 (70448819)
田中 比呂志 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90269572)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 共同体 / 共同性 / 水利灌漑 / 環境汚染 / 農村の都市化 / 華北農村 / 山西省 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、山西省の都市近郊農村、および山間部農村を事例研究として取り上げ、現代化する中国農村社会に内在する個人としての自立化と集団要員としての共同性の狭間の中で、生活と生存を確保している農民の実態から、現代農村の社会システムの変遷を再考して、現代中国農村の再生の可能性と課題を、定点観測としての農民へのインタビューを中心とする農村調査と、農民が残した記録も含めた文献調査の両面から検討したものである。併せて近年中国で議論されている「農村の都市化」を社会環境の観点から再考し、従来の中国農村研究に新たな可能性を提示したものである。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)