2016 Fiscal Year Annual Research Report
健康・機能性食品の各国状況比較と対応国内関連企業の海外展開戦略に関する調査研究
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15H05183
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
児玉 耕太 立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 准教授 (90419424)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
仙石 愼太郎 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (00401224)
荒戸 照世 北海道大学, 医学研究科, 教授 (30241011)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 技術経営 / 製品特性 / イノベーション / 健康食品 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度に引き続き、健康食品関連の米国関係者の訪問・インタビュー・視察調査に関して、研究協力者の一般社団法人 日本健康食品規格協会 池田先生に紹介を依頼し、2017年2月にアメリカ健康食品の業界団体であるCouncil for Responsible NutritionのVice President, Science & International AffairsであるJames C Griffiths博士にアポイントメントが取れた。2017年9月にボルチモアで開催されるNatural Products Expoにあわせて訪問する予定である。延世大学校のKim, Tack Joong教授(http://web.yonsei.ac.kr/pharm/)とも、2016年7月に協働でワークショップを開催し、情報交換・交流を行なった。また、今まで取りまとめた成果について3月に日本薬学会でポスター発表を行なった。具体的には中国、ヨーロッパ、アメリカ、韓国、シンガポールの健康食品・機能性食品の関連規制を調査・研究して、また今各国の関連市場で販売されている商品の製品特性を調査して、日本企業に各国の関連市場に適応して、参入できる方策を提示した。2016年度は、班会議を3回開催し、2016年度末にアナハイムで開催されたNatural Products Expoに東工大から視察訪問するように、研究分担者との連携もスムーズである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
米国訪問先に苦慮していたが、研究協力者の支援により解決した。また、2016年度末に日本薬学会でポスター発表した成果を論文にまとめつつあり、2017年5月中には投稿予定であり、概ね計画通りに研究が進捗しているかと思われる。
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Strategy for Future Research Activity |
今まで研究成果を論文にまとめるとともに、James C Griffiths博士へのインタビュー調査内容について、現在作成しているところである。先方には6月中に送付し、9月の訪問インタビュー調査に備える予定である。また、アジア圏に関して現地調査先を英語で調査が行えるフィリピンを加える予定で、8月に2週間ほどの現地調査を計画している。班会議については、9月の米国訪問前に1回、その後1回開催する予定である。なお、延世大学校のKim, Tack Joong教授(http://web.yonsei.ac.kr/pharm/)とは、今年度も北海道大学にて217/8/4-6についてワークショップを開催する予定である。
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Research Products
(6 results)