2017 Fiscal Year Annual Research Report
Impact of Social Mix Policies in European Inner Cities
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15H05187
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Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
森 千香子 一橋大学, 大学院法学研究科, 准教授 (10410755)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中野 裕二 駒澤大学, 法学部, 教授 (10253387)
浪岡 新太郎 明治学院大学, 国際学部, 准教授 (40398912)
園山 大祐 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (80315308)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 都市社会学 / 貧困 / 移民・エスニシティ / EU / 衰退地区 |
Outline of Annual Research Achievements |
2017(平成29)年度は研究の総括を行った。第一に、これまでの調査結果を整理し、それをふまえて追加調査を実施した。その上で、研究全体のまとめとなる最終的な分析・検討を行った。また関連領域の専門家と意見交換を行い、その成果を論文の形で発表した。 具体的には、前半には2016(平成 28)年度の2月から3月にかけて、研究代表者と分担者の研究の進捗状況について複数回行った協議の内容を取り入れ、調査結果の分析ならびに理論枠組みの構築を行った。それにあたって、これまで収集し、読んできた関連文献・資料を再度精査した。さらに研究協力者、海外協力者のメンバーとインターネット会議を通じて議論を重ね、枠組みの精査をすすめ、それを論文、ならびに学会報告の形で発表した。 また夏には追加調査を行った。海外の協力者とインターネット・電話で随時報告しあいながら進め、7月から8月末にかけて追加調査・海外研究協力者との打ち合わせを実施した。 後半は、追加調査データの整理と分析作業を行った。日本にいる研究代表者、分担者、協力者は四度の研究会を開催し、互いの進捗状況を報告・確認しあった。また海外研究協力者とも議論を重ね、衰退地区の状況を抜本的に改善しうる政策のあり方について検討を行った。3月にはパリにてワークショップを開催し、協力者と共に成果を発表し、専門家との意見交換を行った。 2015年からパリを中心にテロ事件、テロ未遂事件が相次いだ関係で、当初の調査計画の一部を変更し、海外協力者による調査の割合を増やし、日本にいるメンバーは、海外協力者から送られてきたデータの整理と解析、さらにそれを踏まえた上での理論枠組の構築、論文などでのアウトプットに力を入れるという形で分業を明確にして作業を進めた。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(34 results)