2016 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15H05519
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
山本 明保 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (20581995)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 超伝導 / 鉄系高温超伝導 / 強力磁石 |
Outline of Annual Research Achievements |
新世代の高磁場応用材料候補として鉄系高温超伝導体に着目し、バルク超伝導磁石の作製方法の確立と、磁力基礎特性の評価を目的として研究を行った。 平成28年度には、粒界臨界電流特性に優れた鉄系高温超伝導多結晶バルク体の作製を目指すとともに、着磁法、及び捕捉磁場の測定法を確立するための予察的な検討を行った。以下に得られた成果を箇条書きに記す。 1.高エネルギー混合法により試作した小型鉄系高温超伝導バルク体に対して、微細構造観察、及び超伝導特性評価を行い、従来試料の2倍を上回る粒界臨界電流密度の達成に成功し、高特性試料の合成指針を得た。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
バルク体の試作、及び磁化に成功するなど、交付申請書に記載した以上の研究成果が得られているため。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度にあたるH29年度は、引き続き共同研究機関との緊密な連携の下に、交付申請書の研究計画に沿って研究を進める予定である。
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Research Products
(12 results)