2016 Fiscal Year Annual Research Report
Relationship social capital with social media use
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15H06104
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
河井 大介 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 助教 (40756508)
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| Project Period (FY) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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| Keywords | ソーシャルメディア利用 / 情報行動 / 社会心理 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、（１）ツイッターの利用が社会関係資本や社会参加意識に影響をもたらしているのか、（２）影響をもたらしているとすれば、どのような影響をもたらしているのか、について、ツイッターのログデータと質問紙調査の結果を用いて、実証的に明らかにすることである。
ツイッター利用の社会関係資本との関連についての分析として、ツイッター上のネットワークや情報発信行動と、社会関係資本との関連について検討を行った。ツイッター上のネットワークとしては、相互フォロー率やフォロワー数、情報発信行動（ツイート）としてはその内容を、総発信数（ツイート数）、他者の投稿の拡散数（リツイート数）、他のウェブサイト情報の提供数（ＵＲＬ付ツイート数）、他者とのコミュニケーション的投稿数（＠付ツイート数）を用いた。その結果、ツイッター利用の中のネットワーク構造よりも、他の利用者とのコミュニケーション的利用（他の利用者を指名したツイートの投稿数）がポジティブな関係にあることが明らかとなった。さらにツイートの内容を分析した結果、ツイッター上の一般的信頼の低群は企業のキャンペーンなどに応募するためのツイートが多く、中群では自分を中心とした出来事や挨拶的なやり取りが見られ、高群では肯定的な内容のツイートが見られた。この結果は、ツイッター上での肯定的なやり取りとその信頼に正の関連があることを示している。
本研究の意義は分析結果のみならず、分析方法にあると考える。つまり、単純なアンケート調査に加え、ツイッターのログデータという一種のビッグデータを組み合わせることにより、より精緻な検討を加えたことである。
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| Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)
