2016 Fiscal Year Annual Research Report
Development of Improvisational Theatre Program to Include Latter-stage Elderly People
Project/Area Number |
15H06113
|
Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
園部 友里恵 三重大学, 教育学部, 特任講師(教育担当) (80755934)
|
Project Period (FY) |
2015-08-28 – 2017-03-31
|
Keywords | インプロ / 演劇教育 / 高齢者学習 / 高齢者演劇 / 生涯学習 / ワークショップ / 後期高齢者 / 包摂 |
Outline of Annual Research Achievements |
1【文献レビュー】昨年度に引き続き、国内外のインプロおよび高齢者の活動をめぐる教育・学習領域および介護・福祉領域の文献を収集し、レビューを進めた。 2【先進的事例の調査:米国カリフォルニア州、2017年2月】(1)米国でインプロの先進的実践に取り組む非営利団体「BATS IMPROV」(サンフランシスコ)におけるセミナー「Master Improv Seminar」(2/21~2/26)に参加し、インプロ指導者としての実践的知見および実践的技能を習得した。(2)認知症メモリーケアとして即興演劇を活用する老人ホーム「Mercy Retirement & Care Center」(オークランド)において、同実践の参与観察調査および実践者へのインタビュー調査を実施した(2/27、28)、(3)高齢者の非営利舞台芸術スクール「Stagebridge」(オークランド)における即興演劇クラスにおける参与観察調査および実践者・参加者へのインタビュー調査を実施した(3/1)。 3【柏市豊四季台団地におけるアクションリサーチ】アクションリサーチの場として結成された高齢者インプロ劇団「くるる即興劇団」において、月2回の稽古を継続するとともに、2016年8月1日、2017年3月6日には成果報告会も兼ねた公演を開催した。なお、即興歌唱、即興ミュージカル、仮面を用いたインプロ、即興的要素を含むボディワークについて、各専門家をゲスト講師として招き、ワークショップを実施した。 4【高齢者インプロ実践プログラムの開発・提案】2年にわたる本研究によって得られた成果を、日本老年社会科学会紀要、日本演劇学会研究集会、日本社会教育学会研究大会などにおいて発表したほか、実践的知見については同上の公演によって提示した。
|
Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(6 results)