2015 Fiscal Year Annual Research Report
リモートセンシングを活用したオアシスのモニタリングに関する研究
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15H06249
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
薗部 礼 静岡大学, 農学部, 助教 (40755352)
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Project Period (FY) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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Keywords | リモートセンシング / 環境動態 / 人工衛星データ |
Outline of Annual Research Achievements |
画像を分類する上で有効なアルゴリズムを検討し、1シーン単位でのリモートセンシングデータを用いた土地被覆分類に関する研究を遂行した。 2偏波の合成開口レーダデータによる電力成分分解結果を用いることが分類精度の向上に有益であることを明らかにすることができた。なお、電力成分分解の手法間における分類精度の差は有意なものではなかった(Z検定)ものの、分類結果に関しては有意な差を確認することができた(McNemar検定)。本結果により、手法間で得意・不得意とする条件が異なることを明らかにすることができた。 また、空間分解能が30mの光学センサによるデータを用いた手法を検討した。従来の4バンド(青、緑、赤、近赤外)のデータを用いた場合では十分な精度が得られていなかったが、短波赤外のデータを組み合わせることによって、1シーンだけで作付状況を90%以上の精度で識別可能であることが明らかとなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
当初の予想通り、土地被覆分類において2偏波の合成開口レーダデータを用いることに有効性を示すことができた。加えて、短波赤外バンドのデータが土地被覆分類に有益であるという新たな知見を得ることができた。なお、本成果をまとめた学術論文が受理されている。
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Strategy for Future Research Activity |
光学センサによるデータの評価および広域への適用を図っていく予定である。
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Research Products
(3 results)