2016 Fiscal Year Annual Research Report
The relationship between salivary inflammatory cytokines and risk factors for atherosclerosis
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15H06384
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
高阪 貴之 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (40755360)
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Project Period (FY) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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Keywords | 唾液 / 歯周病 / 動脈硬化 / 咀嚼能率 / 疫学 |
Outline of Annual Research Achievements |
1)データの収集:すでに平成20~24年に国立循環器病研究センター予防健診部において歯科検診を受診した吹田研究基本健診参加者(約1900名のうち、頸部エコー被験者は約1500名)の中で初回歯科検診から4年以上経過し、文書により同意を得た者に対して研究期間中に再評価を行った。平成27年度内の歯科検診再評価者は297名であり、初回歯科検診は41名であった。平成28年度内の歯科検診再評価者は、目標300名に対し164名であった。初回歯科検診は目標50名に対し、15名であった。歯科検診再評価者60名の唾液中炎症性バイオマーカーを解析し、動脈硬化性疾患との関連についての縦断解析の基礎資料が得られた。 2)歯周病菌と脂質異常症との関連についての横断解析:ベースライン時の歯科検診に参加した385名の唾液サンプルを解析し、唾液中の歯周病関連細菌と脂質異常症との間に有意な関連が認められ、歯周病と循環器疾患との関連を裏付ける基礎資料が得られた。 3)歯周病とメタボリックシンドロームとの関連についての横断解析:ベースライン時の歯科検診に参加した1856名のデータより、歯周病と、動脈硬化性疾患のリスク因子であるメタボリックシンドロームとの関連が明らかになり、今後の縦断解析の基礎資料が得られた。 4)咀嚼能率関連因子についての縦断解析:ベースライン時にならびに再評価時の歯科検診にいずれも参加した783名の歯科データより、動脈硬化性疾患のリスク因子である咀嚼能率の低下に関連を及ぼす因子(年齢、歯数、咬合力、歯周状態)を明らかにした。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)
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[Journal Article] A multifactorial model of masticatory performance: the Suita study.2016
Author(s)
Takayuki Kosaka, Takahiro Ono, Momoyo Kida, Miki Kikui, Masaaki Yamamoto, Sakae Yasui, Takashi Nokubi, Yoshinobu Maeda, Yoshihiro Kokubo, Makoto Watanabe, Yoshihiro Miyamoto.
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Journal Title
Journal of Oral Rehabilitation
Volume: 43
Pages: 340-347
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Acknowledgement Compliant
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