2017 Fiscal Year Annual Research Report
「ヨコへの発達」概念の生成と展開-近江学園・びわこ学園における重症児の発達保障-
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15J03881
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
垂髪 あかり 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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Keywords | 「ヨコへの発達」 / 重症心身障害児 / びわこ学園 / 質的研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
1年目前期・後期に計画した(研究1)(研究2)および(研究3)については,1年目および2年目前期にすべて完了した。1年目後期,2年目前期に計画した(研究3)個別事例の収集・分析については,1年目後期及び2年目前期を通して実施し,結果の発表・投稿を残して研究中断した。2年目前期から研究中断(2年目10月)までに実施した研究実施状況については既に報告済みであるため,3年目の研究再開(3年目4月)以降,採用終了までに実施した(研究3)および「総合検討・博士論文の執筆と提出」,「博士論文の見直しと今後の研究計画の立案」の研究状況について報告する。 2年目前期に計画した(研究3)「個別事例史の収集,分析」と「結果の発表・投稿」については,1960年代~現在に至るまでの学園において,4事例に関わった各担当職員4名へのインタビュー調査を実施し,そのうち1例について,学会誌への投稿を終えていた。残り3事例についての分析・考察・発表が研究再開後の課題として残されていたが,研究再開後から採用終了までにこの課題を果たすことができ,施設実践者が捉えた重度障害児者の「ヨコへの発達」について明らかにすることができた(7-(1)学会誌等への発表,番号1)。 これまで実施してきた(研究1)(研究2)(研究3)を総合的に検討したものまとめて,国際学会や研究会にて発表した(7-(2)学会発表,番号1)。国際学会では,本研究においてこれまで解明してきた我が国独自ものである「ヨコへの発達」概念の創出過程について,世界に向けて発信することができた。国内外の研究者から本研究について助言や示唆を得ることができ,これらをもとにして現在,博士論文の執筆にとりかかっている。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)