2019 Fiscal Year Annual Research Report
Influence of the aging and stress tolerance on the feedback learning of the perceptual and motor skills
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15K01579
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Research Institution | Kawasaki University of Medical Welfare |
Principal Investigator |
田島 誠 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 准教授 (70330644)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
門利 知美 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 助教 (10781552)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ストレス耐性 / フィードバック / ハーディネス / レジリエンス |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は知覚ー運動スキルのフィードバック学習に対する加齢とストレス耐性(ハーディネスとレジリエンス)の影響を明らかにするために、初年度からスポーツ心理学や健康心理学に関連する学会や研修会に参加していくつかの有益なアイディアを得ることができた。 それらのアイディアをもとに、運動・スポーツの実施状況とストレス耐性の関係を検討し、運動・スポーツを実施していない一部の児童・生徒において顕著に低いストレス耐性を明らかにし、運動・スポーツの実施及びその中で用いられるスキルの学習に対して、ストレス耐性が関与している可能性を見出すことができた。 平成31(令和元)年度はいくつかの理由(近年の倫理的配慮の厳密化による研究対象者確保や研究補助者の確保の困難さなど)により予定していた期間(4年間)に研究が完了しなかったため、1年間の補助事業期間延長を申請し許可された。本年度では、これまでの調査や実験等で得られた研究成果をまとめ、学会での研究発表や論文執筆のためのデータ分析や様々な専門家からのアドバイスや知見ををまとめることを実施し、スポーツ心理学や健康心理学に関連する学会において研究発表するための準備を完了することができた。 しかし、年度末に研究発表を予定していた学会大会等が新型コロナウィルス(COVID-19)の影響により開催中止となり、研究成果を発表する最後の機会が補助事業期間内で完了できなかった。そのため、補助事業期間完了後に、研究成果を随時発表していく予定である。
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Research Products
(1 results)