2015 Fiscal Year Research-status Report
CarPodを用いた幼児の睡眠、ストレス度、身体活動量と体力の関連
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15K01673
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Research Institution | Osaka Seikei University |
Principal Investigator |
安部 惠子 大阪成蹊大学, 教育学部, 教授 (50434874)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三村 寛一 大阪成蹊大学, 教育学部, 教授 (90116179)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 心拍数 / 活動量 / 睡眠 / ストレス度 / 運動能力 |
Outline of Annual Research Achievements |
3歳児の年少幼児109名を対象に、 ①CarPodを用いて24時間の心身の変化を連続測定した。得られた値は、インターネットを介してMEDILYZER 解析センターにて解析した。解析は活動時レポート、睡眠時レポート、ストレス度、心電図、皮膚温、内蔵された3軸加速度センサーにより姿勢(座位、立位、臥位)体位、運動強度を分析した。 ②体力運動能力の測定:25m走、立ち幅跳び、硬式テニスボール投げを実施した。 ③安静時心拍数の測定:起床直前の心拍数を触診法により測定を実施した。 ④骨密度の測定および足裏の接地足跡の測定を実施した。 以上の結果から、一日の活動量と運動能力との関連、睡眠時間、睡眠中の寝返りの回数と運動能力との関連、ストレス度と運動能力との関連、骨密度および接地足跡と運動能力との関連について検討した。なおこれらの成果は、日本幼児体育学会、日本教育医学会で発表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究では、測定園の園長、教職員および保護者の理解と協力を得て測定は完了した。内容と結果:3歳児の年少男児109名を対象に、CarPodを用いて24時間の心身の連続測定を行った。その結果、24時間連即測定ができたのは59名であった(睡眠中の寝返りに伴い電極がはずれたケースが主な要因である)。 また運動能力測定は、3歳児であるために基礎的運動能力の25m走、立ち幅跳び、硬式テニスボール投げの3種目を行なった。
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Strategy for Future Research Activity |
対象学年が4歳児の年中幼児である事、昨年と同じ対象者である事から、平成28年度の計画にしたがって実行できると考える。
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Causes of Carryover |
体力測定等の謝金を予定していましたが、予定日より少ない日程で実施できたため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
CarPod,体力測定等の補助学生の謝金として使用する。
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Research Products
(2 results)