2015 Fiscal Year Research-status Report
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15K02987
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
平野 修 帝京大学, 文化財研究所, 講師 (90620865)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河西 学 帝京大学, 文化財研究所, 講師 (60572948)
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Project Period (FY) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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Keywords | 俘囚 / 夷俘 / 蝦夷 / 強制移住 / 移動 / 交流 / 征夷 / 土器胎土 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、昨年10月末に追加内定を受けたため、実質的な活動は不可能であった。しかし毎年年末及び年度末におこわれる本課題と関わりの深い研究会に補助金で参加ができ、来年度の本格的な活動に向けて、一部の関係者と情報及び意見交換をすることができた。 また土器の交流から本課題の一端を探る研究分担者による岩手県北上市出土の赤彩球胴甕の胎土分析を中途段階ではあるが実施している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
昨年末における追加内定のため、研究協力者との綿密な打ち合わせを行う会議等を実施することができなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
年度明けの早々に、研究分担者及び研究協力者合同研究会議を実施し、各自の調査分担の確認と最終年度に実施する成果公開シンポジウムの素案を提示し、意思疎通を図る。 また、課題関係学会や研究会への参加、課題対象地域へ積極的に足を運び本課題に関わる資料収集と地元研究者との意見交換をおこない調査成果のまとめを行っていく。また対象地域の東北系土器の胎土分析も、試料提供がかなえば積極的に行っていく。
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Causes of Carryover |
昨年10月末における追加認定だったため、活動規模が縮小してしまったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成28年度は昨年度に行えなかった、資料調査や研究会議を積極的に実施する。
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Research Products
(1 results)