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2016 Fiscal Year Research-status Report

冷戦の起源1942-1947

Research Project

Project/Area Number 15K03344
Research InstitutionKwansei Gakuin University

Principal Investigator

柴山 太  関西学院大学, 総合政策学部, 教授 (50308772)

Project Period (FY) 2015-04-01 – 2019-03-31
Keywords国際関係史 / 米国軍事史 / 米国外交史 / 英国外交史 / 英国軍事史 / 冷戦の起源 / ソ連外交史
Outline of Annual Research Achievements

2017年3月上旬に、米国ワシントン郊外にあるナショナルアーカイブIIでの史料調査を行った。とりわけ統合参謀本部(Joint Chiefs of Staff)および陸軍参謀本部に関連する史料を中心に1万数千枚の写真を撮った。これにより、本研究の米国側叙述内容をかなり改善できる素地が出来上がった。他方で、次年度に予定している、ロシアでの史料調査に備えて、ロシア語読解能力を高めるため、ほぼ毎週、ロシア語研究者とともに、ロシア語外交文書をいっしょに読んでもらった。と同時に、年度を通じて、ほぼ150頁(B4で各頁1000字以上)の原稿を書くことができた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

英米に関する研究状況はおおむね順調であるが、一部の史料取得が遅れている。具体的には、戦中から冷戦初期において行われていた、英米間の核開発協力に関連する史料収集は遅れている。他方で、ロシア語の読解能力改善も遅れている。なかなか時間がとれないというのが大きな理由であるが、この研究が成立するためには、ロシア語文献を読みこなすことが必要なため、より多くの時間を使う必要がある。

Strategy for Future Research Activity

遅れている、英米間の核開発協力関係の史料収集は、極東書店等の協力も得て、できるだけ追いつけるように努力する。ロシア語読解能力を改善するため、より多くの時間を投入するつもりである。またロシアでの史料調査に備えて、そのための準備を整えたい。

Causes of Carryover

最大の理由は、英米間の核開発協力関係の史料取得が遅れているためで、そのために確保している資金をまだ使用できていない。さらにロシアにおける史料調査を進めるための、準備作業の進捗が遅れているという理由もある。

Expenditure Plan for Carryover Budget

上記の史料取得を急ぎ、できるだけ早く資金の執行を行いたい。他方で、ロシアでの史料調査への準備も、予定に追いつくように努力したい。

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Published: 2018-01-16  

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