2017 Fiscal Year Annual Research Report
An Empirical Study on effects of English Curriculums in Elementary Education, by comparing Japan and Korea
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15K04243
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Research Institution | Seitoku University |
Principal Investigator |
金 ヒョンスク 聖徳大学, 児童学部, 講師 (90524877)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 小学校英語カリキュラム / 日韓の比較 / 中学生 / 中学校の英語教員 / 異文化間コミュニケーション |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、国際化に対応できる小学校英語カリキュラムのあり方を実証的に明らかにするものである。本研究では次の2点を具体的な研究課題として設定する。(1)子どもの小学校英語カリキュラム経験の実証的解明:日韓のカリキュラムの特徴の違いによる影響はどのような部分に表れるのか。(2)国際語としての英語という観点に立った小学校英語カリキュラム経験の意味付与の解明:異文化間コミュニケーション能力を目指した英語カリキュラムの内容構造は何か。ここから本研究では、日韓比較による小学校英語カリキュラムの効果を検証したい。 韓国は2012年から授業時数が増えることで、内容が会話中心からreading重視へ転換してきた。一方、日本も2011年からの外国語活動の全面実施になっているが、これらの変化でどのような効果が見られるかを明らかにするために調査を行った。平成29年度には、日韓の小学校英語カリキュラムの影響を明らかにするために平成28年度に行った3つの調査を補うための質的調査を実施した。例えば、日本のA市の調査対象中学校の英語教員の座談会、韓国のK市の調査対象中学校の英語教員へのインタビュー、日韓の教育委員会(韓国は教育支援庁)の小学校英語担当者へのインタビューを行った。また、日本のA市及び韓国のK市の小学校英語授業を参観し、担当の教員へのインタビューも行った。前年度の質問紙調査に引き続き、質的調査により内容を補足し、データ分析がさらに綿密になり、現在学術論文として執筆中である。平成30年度中に3本の学術論文として完成し、1本は韓国の学会誌に投稿中で、2本は日本の学会誌に投稿予定である。 平成29年度には日韓の情報収取のために、日本ではカリキュラム学会、児童英語教育学会、小学校英語教育学会及び関連シンポジウムに参加し、韓国では、初等英語教育学会、韓国日本教育学会に参加した。
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Research Products
(2 results)