2016 Fiscal Year Research-status Report
アトピー性皮膚炎における自然免疫低下のメカニズムの解明と治療
Project/Area Number |
15K09745
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
中井 浩三 香川大学, 医学部附属病院, 講師 (40363204)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | マクロファージ細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
アトピー性皮膚炎モデルマウスの皮膚における自然免疫応答に異常があり、マクロファージ細胞の性質変化がみられた。さらにその主な原因がインターロイキン17(IL-17)であることが分かった。現在、マウス皮膚のマクロファージ細胞に対するIL-17の直接作用と、アトピー性皮膚炎モデルマウス以外のIL-17が皮膚炎の原因となる乾癬モデルマウスにおけるマクロファージ細胞の性質を検討している。また、IL-17の中和抗体のこれらモデルマウスにおけるマクロファージ細胞の性質への影響も検討している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
計画以上のことが発見されたため。
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Strategy for Future Research Activity |
国際学会での発表、論文投稿を試みて、世界の研究者の意見を取り入れる予定である。
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