2017 Fiscal Year Research-status Report
パーキンソン氏病サルモデルの粗大運動と微細運動に対するDBSのPETを用いた研究
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15K10358
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
浅川 哲也 浜松医科大学, 医学部, 助教 (00469917)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉山 憲嗣 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (00235904)
鈴木 勝昭 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (00285040) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | パーキンソン氏病 / 行動判定テスト / サルモデル / 脳深部電気刺激術 / PET / 粗大運動 / 微細運動 / 脳血流 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は既定の研究計画により、以下の研究を行った。 (1)去年発表したreview論文の内容の続き、我々は提案した行動判定テストによるOMS原則を活用し、小児のmovement disorders(PMDs)における行動判定テストのreview論文及び最新のIT技術を利用し、新規の行動判定テストについての論文を投稿中。PMDsの論文では、今に至る小児におけるジストニア、チック、アテトーシス、常同行動等の疾患における行動判定テストを纏め、OMS原則を活用し、次世代の小児に向け行動判定テストを開発する要点を述べる。新規の行動判定テストについての論文は、最新のwearable sensor, AR(拡張現実)、VR(仮想現実)とロボットなどの技術を活用し、次世代のパーキンソン氏病の行動判定テストを開発すること。これらの次世代のテストを用い、real-timeの症状計測ができて、この症状変化をreal-timeに反応や対応きる次世代のスマート治療機器が開発可能。これらの進歩は、PDの治療に大きな貢献ができる。(2)サルと人間の新規開発粗大運動と微細運動の行動判定テストに関する論文を投稿中。(3)分子イメージング研究のデータの解析は、技術の原因で、沢山の難点が生じるので、今一生懸命に解析中。(4)サルの研究をスムーズに進めるために、PDラットモデルを用いて、PDに関連する認知障害を観察中。(5)それ以外、論文リストによる他の研究もサポートした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度までに実施した研究は、交付申請書による研究の計画通りに、やや順調に進んでいる状態で、ただデータの解析が終わり、論文を提出することになる。
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Strategy for Future Research Activity |
(1)投稿した論文を発表できるように、査読者からのご意見に従って訂正などの仕事を行う。 (2)PET画像の解析が難しいので、しっかり技術を把握し、他のPET専門家のご意見を参考にし、確実な結果を得るため、解析を行う。
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Causes of Carryover |
1.本研究に関する二点論文を投稿中、採択まで、沢山の工夫が必要です。将来、これらの論文を発表に関する諸費が生じる可能性がある(英語校正など)。 2.PETデータの解析を行っている。この解析が難しい、他の専門家との打ち合わせが必要で、旅費の発生可能性がある。尚、この結果を論文化のためにも若干の出費が生じる。
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