2017 Fiscal Year Annual Research Report
Basic study for ovulation induction using novel hypothalamic peptide analogues in suppressed hypothalamic GnRH secretion
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15K10673
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| Research Institution | The University of Tokushima |
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Principal Investigator |
松崎 利也 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 准教授 (70294692)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
苛原 稔 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 教授 (20160070)
岩佐 武 徳島大学, 病院, 特任准教授 (00707903)
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| Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | GnRH / キスペプチン / KNDyニューロン / NKB / ダイノルフィン / センクタイド / nor-MNI |
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| Outline of Annual Research Achievements |
視床下部弓状核のKNDyニューロンから放出されるKisspeptinにより、GnRHのパルス状分泌、ゴナドトロピンのパルス状分泌が形成される。KNDyニューロンの機能はNKBにより促進され、Dynorphinにより抑制される。また絶食下の性腺機能低下は、KNDyニューロンの機能低下による。
昨年度はDynorphin受容体KORのantagonistであるnorBNIが、絶食下に見られるゴナドトロピン分泌の抑制を回復させる作用があることを明らかにした。今年度は、視床下部に発現するゴナドトロピン分泌に関与する因子のmRNA発現を、リアルタイムPCRで定量的に検討した。８週齢のSD系雄ラットを３群（対照群、絶食群、絶食norBNI群；絶食条件は72時間絶食）に分け、対照群、絶食群には実験開始時に生理食塩水を腹腔内投与(ip)し、絶食norBNI群にはnorBNI 200 g/bodyをipした。72時間後に視床下部組織を採取し、前腹側室周囲核(AVPV)と、弓状核(ARC)を分離し、それぞれの部位で、リアルタイムPCRを用いて生殖関連因子のmRNA発現について検討した。対象とした生殖関連因子はKisspeptin、KOR、NKB、NK3Rで、内因性コントロールにGAPDHを用いた。その結果、いずれの因子も３群間で有意差が見られなかった。
慢性的な摂食制限で見られる性機能抑制に対する、センクタイドの性機能回復効果について検討した。成熟雌ラットを用い、慢性的摂食制限として-75%の摂食制限13日間で無排卵を誘導し、続いて-63%の摂食制限の下で浸透圧ミニポンプを用いて生食群(n=8)、センクタイドip群(0.2mg/da、14日間)(n=6)で14日の連日腟スメアで性周期を検討した。両群ともに、性周期は回復しなかった。
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Research Products
(19 results)
