2017 Fiscal Year Annual Research Report
A Programming Environment utilizing Embodiment with Three-dimensional Entity and Taste
Project/Area Number |
15K12164
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
大澤 範高 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (30251721)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梅澤 猛 千葉大学, 大学院工学研究院, 助教 (50450698)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | プログラミング環境 / 可視化 / 複合現実感 / 3次元プリンタ / 学習支援 / 屋内位置測位 / 行動分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は、複合現実感技術を利用した3次元実体化プログラミング環境の実現のための個別の技術課題および学習者によるシステムの評価のための技術を中心に研究を進めた。3次元実体化プログラミングのためにプログラムの要素を3次元プリンタを利用して実体化できるようにした。 屋内物理環境における位置測位のために、複数の時点における電波位置指紋と短時間デッドレコニングによるそれらの時点間の移動変位から合成位置指紋を構成し、合成位置指紋から構築したモデルを基に位置推定を行う方法を提案した。学習にランダムフォレストを利用して非線形回帰モデルを構築することによって、11 × 5 m の研究室における位置推定の平均平方二乗誤差は0.8mであり、従来の1地点の位置指紋のみを用いる方法に比べて高い精度が得られることを示した。また、屋内のスイッチング電源等から発生している環境超音波のスペクトルグラムと深層学習を利用する領域判別方法を提案し、大学内の10部屋を対象とした評価実験において屋内領域判別精度が97%であった。また、システム利用者の行動を分析するために両手に装着した加速度センサーの情報から行動を分類する方法について研究を行った。これらの研究成果は国内会議および国際会議において発表を行った。 プログラムの味覚化に利用することを予定していた3次元フードプリンタが当初の発売予定から3年以上経過しても販売されなかったためにその点の研究を進めることができなかった。今後、機材が入手できるようになった際には当初予定した味覚化の研究を進めたいと考えている。
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Research Products
(5 results)