2015 Fiscal Year Research-status Report
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15K19820
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
冨田 祥一 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (40529715)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | tattoo / アートメイク / 乳房再建 / 乳輪乳頭再建 / MRI / 熱傷 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度はヘアレスマウスを購入し、8色の色素を用いてアートメイクを施行した。しかし、MRI装置の生体モニターの故障により、温度が測れないというトラブルに見舞われた。実際に温度変化を計測出来たのは、色素を入れていないコントロールのみである。色素が入っていなくても、軽微な温度上昇を観測することができた。これはMRI検査中のRFパルスにより、検査を繰り返すことで少なからず発熱が見られることを示唆している。また皮膚電気抵抗は個体差が大きく、再現性のある測定が困難であった。皮膚表面の水分量や皮脂の量によって変化するものと考えられるが、本研究の計測項目からは除外することにした。 今後は生体モニターの復旧を待ち、アートメイクの入った個体の温度変化を計測していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
途中、MRI検査中の温度測定計器が故障しており、研究が進まない時期があったため。 現在も復旧しておらず、修復が待たれる。
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Strategy for Future Research Activity |
MRI装置の生体モニターの復旧を待ち、研究計画を進めていく。
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Causes of Carryover |
MRI装置の生体モニターの予期せぬ故障により、研究が休止せざるを得なかったため、色素や消耗品の針の購入を見合わせたため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度に、復旧次第、再開する。
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