2004 Fiscal Year Annual Research Report
偏光情報を用いたエアロゾル・リモートセンシングと間接効果の考察
Project/Area Number |
16030212
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Research Institution | Kinki University |
Principal Investigator |
向井 苑生 近畿大学, 理工学部, 教授 (00097411)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 靖彦 神戸大学, 自然科学研究科, COE研究員
溝渕 昭二 近畿大学, 理工学部, 講師 (30340756)
中口 譲 近畿大学, 理工学部, 助教授 (30188916)
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Keywords | 大気放射観測 / 対流圏エアロゾル / 都市城大気 / SPM / みらい研究航海 / 大気汚染物質 / 黄砂 / 東アジア |
Research Abstract |
平成16年度の成果を以下にまとめる. 1.ADEOS-II衛星データの解析 ADEOS-2/POLDER, GL1データの取得により,2003年4月から10月の大気エアロゾル,水蒸気量の全球規模分布図を度出した.ADEOS/POLDERデータの成果との比較から,1997年から2003年へのエアロゾルと水蒸気量の年変化を把握できた. 2.地上観測の実施 (1)大気エアロゾル観測網を用いた定点放射観測網の維持:和歌山県白浜,東大阪,長崎県福江島の3ヶ所に放射計を設置し,エアロゾルの連続観測を実施した.いずれのサイトのデータもAERONET(NASA), SKYNET(千葉大学・東京大学)データとしてWeb上で公開している. (2)遠征偏光放射観測:2004年12月から2005年2月の「みらい研究航海」参加による赤道域太平洋上での観測を実施した。2005年2月24日から3月7日にはハワイマウイ島ハレアカラ山で機器構成観測を実施した. (3)粒子状浮遊物質の定点連続観測:東大阪市近畿大学キャンパスに,2004年3月15日に新たにSPM-316D(紀本電子)を設置し,TSP/PM10,PM2.5,OBCの自動観測を行い,都市域大気に関する新たな知見を得た.
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Research Products
(7 results)
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[Book] エアロゾル用語集2004
Author(s)
向井 苑生(分担執筆)
Total Pages
270
Publisher
京都大学学術出版会
Description
「研究成果報告書概要(和文)」より