2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16071101
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
貫名 信行 独立行政法人理化学研究所, 病因遺伝子研究グループ, グループディレクター (10134595)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井原 康夫 国立大学法人東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60114386)
祖父江 元 国立大学法人名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20148315)
西川 徹 国立大学法人東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (00198441)
岩坪 威 国立大学法人東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (50223409)
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Keywords | 統合脳 / 病態脳 / 脳科学 / 神経疾患 / 精神疾患 |
Research Abstract |
「病態脳」領域では「統合脳」研究の一翼として脳研究の成果を疾患研究に結びつけるとともに、ヒトの疾患研究から生まれるヒト脳機能に対する一層の理解によって「脳機能の統合的理解」に貢献することを目的とする。さらに脳神経系の疾患の予防、治療法を確立することにより、心身ともに健康であり続けられる高齢化社会を樹立する基盤を確立する。本計画研究(総括班)は、これらの研究全体の発展のため、共通研究資源の確保、計画研究班の相互の情報交換、連携、研究評価による適切な方向付け、さらには研究成果の社会への公開・還元のための活動を行う。 今年度は計画・公募研究の発足に向けて以下の活動を行った。 1.「統合脳」領域全体でのシンポジウムを10月2日に行い、発足準備会とした。 2.研究全体を総括する総括班・計画班員会議を12月21日に行った。 3.各研究項目間の連携を図るため、また対外的な情報発信のため、ホームページの開催(統合脳合同のものを開設)、および来年度の活動(夏と冬のワークショップ)準備を「統合脳」の活動の一貫として参画、準備した。 4.疾患研究の共通資源の確保のため、ネットワークの作成と資源保存を統合脳・支援班と協力して準備している。 全体として順調に進んでおり、公募研究の募集でも多くの応募が得られた。今後公募班員を含めて、1年度目は相互交流、特に基盤的体制-ブレインバンク、モデルシステム(ショウジョウバエ、線虫、マウス)、幹細胞テクノロジーなどについて知識を共有し、全体として研究活動の活発化を目指すつもりである。
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Research Products
(6 results)