2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16072101
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
増原 宏 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60029551)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福村 裕史 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50208980)
岩澤 康裕 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (40018015)
入江 正浩 九州大学, 大学院・工学研究院, 教授 (30001986)
魚崎 浩平 北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20133697)
朝日 剛 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (20243165)
|
Keywords | 時空間分解 / 反応計測 / 反応ダイナミクス / 固液界面反応 / 反応誘起構造変化 / 表面活性種 |
Research Abstract |
本特定領域は「不均一系化学反応の新しい計測法の開発とそれを駆使した反応ダイナミクスの解析」を目指し、領域全体を[A01項目:単一細胞反応計測][A02項目:固液界面反応計測][A03項目:活性表面構造ダイナミクス][A04項目:有機結晶構造ダイナミクス]の4項目に分け、総括班および計画研究18課題で平成16年度に研究を開始した。本年度からは公募研究68課題が加わり全86課題グループ研究を展開している。 本年度は領域全体の研究推進を図るため、次の活動を行った。 ○領域研究の活動および成果の公表 全体会議およびシンポジウムの開催:第3回シンポジウム(平成17年7月1-2日北海道大学)を非公開で開催し、本研究領域の推進方法の確認と全研究課題の研究計画の発表を行った。また平成18年1月27-28日には仙台にて第4回シンポジウムを開催し、本年度の研究成果発表会を公開シンポとして行った。 平成17年12月にはPacifichem2005(ハワイ)においてシンポジウム"Space and Time-resolved Molecular Reaction Dynamics and Spectroscopy(#156)"を主催し、本研究領域の研究成果を発信するとともに外国人評価委員とともに討論した。 その他:平成18年1月にはニュースレターNO.2を発行するととともに、ホームページを通して随時研究成果を公開している。 ○研究推進および評価 総括班会議の開催:平成17年7月1日に第3回総括班会議を開催し、今年度研究推進の方針に関する議論するとともに、評価委員より推進方法についての助言を頂いた。また平成18年1月27日には第4回総括班会議を開催し、平成18年度の活動方針についても議論を行った。 評価の実施:総括班評価委員には第3回・第4回シンポジウムに参加頂き、班員の研究内容に関するコメントを頂戴し、各班の研究推進に反映させている。 領域内共同研究の推進:66件の班内共同研究および16件の班間共同研究を企画し、さらに推進するために、各班による班会議を行った。 領域の若手研究者による「極微構造反応若手の会」組織:1月28日16:30より東北大にて第1回研究会を開催し、30名余の若手研究者が集まり、本領域研究の今後の展開についても議論を行った。
|
Research Products
(15 results)