2004 Fiscal Year Annual Research Report
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16090207
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
松下 淳一 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (70190452)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神前 禎 学習院大学, 法学部, 教授 (20204795)
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| Keywords | 倒産法 / 破産法 / 民事再生法 / 会社更生法 / 外国倒産承認援助法 / UNCITRAL国際倒産モデル法 / 国際私法 / 法例 |
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| Research Abstract |
本計画研究は、わが国で大きな改正を経験した倒産関係法を国際取引の文脈でとらえなおし、網羅的・包括的に情報発信するとともに、将来に向けて立法案・条約案を提示しようとするものである。研究の初年度である本年度は、上記目的の前提となる以下のような研究を実施した。
(1)わが国の新しい倒産関連法の中で、外国への情報発信の観点から概説すべき内容につき検討した。
(2)わが国の新しい倒産関連法の下においても、なお紹介すべき従来の判例にはどのようなものがあるかを検討した。
(3)わが国の倒産法に関連して既に英訳されている資料の有無を調査した。
(4)以上の検討を踏まえて、個別の法規や判例について、外国へ情報発信を行う必要・価値があるか否か、またそれが肯定される場合には、その中で最も優先すべきものは何か、といった点について検討を進めた。
(5)倒産法分野における内外の基本文献を調査した。
(6)今後の研究成果を発表する場として、国際民事手続法班内の他の計画研究と共同して、ウェブページ(http://kanzaki2.lawd.gakushuin.ac.jp/~conflict/japanese/)を開設し、試験的に運用を開始した。
研究を進めるにあたっては、国際仲裁や国際民事訴訟法に関する計画研究と共同してメーリングリストを作成し、相互に密接に連絡をとった。また、総括班の会合には研究代表者が毎回出席した他、研究分担者も頻繁に出席し、それによって本計画研究を他の計画研究と連携して進めていった。
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Research Products
(4 results)
