2005 Fiscal Year Annual Research Report
障害者・高齢者のコミュニケーション機能に関する基礎的研究
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16091101
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
市川 熹 千葉大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (80241933)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野城 真理 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (80014231)
岡本 明 筑波技術短期大学, 教育方法開発センター, 教授 (10341752)
長嶋 祐二 工学院大学, 工学部, 教授 (50138137)
渡辺 哲也 国立特殊教育総合研究所, 情報教育研究部, 研究員 (10342958)
堀内 靖雄 千葉大学, 大学院・自然科学研究科, 助教授 (30272347)
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Keywords | 情報福祉 / 高齢者と障害者の福祉 / コミュニケーション機能 / バリアフリーな情報通信機器 / 認知特性と感覚特性 / 身体特性と行動特性 |
Research Abstract |
総括班として、領域研究の円滑な遂行を目指し、領域全体の統括、計画研究班の調整、全体会議、研究成果報告会を開催した。具体的には、総括班会議(3回)ならびに全体会議、成果報告会を開催し、また、メイルにて研究全般に関する検討・議論を継続的に行なった。 2005年4月28日に今年度の研究計画の討議のための全体会議を開催し、2005年10月20,21日と12月26,27日には成果報告会を開催した。全体会議は計画内容のため、ポスターセッション形式により非公開で行ない、参加者相互に突っ込んだ議論を行なった。また成果報告会は議論を深めるために計4日をかけ、公開形式で行ない、各日とも100名程度の参加者を得た。なお、全体会議と成果報告会では、障害者の参加者のために、手話通訳、PC要約筆記(講演音声を文字として、リアルタイムに画面上に投影する)による情報保障を提供すると同時に、会場の車椅子参加者のためのバリアフリーにも配慮した。 総括班会議は、領域全体の研究方針を整理し、各研究項目、各研究計画に関して、横断的な研究計画の策定、問題点の指摘などの議論を行なった。この結果、班間の協力も進んでいる。特に各計画班共通の視点として、障害者や高齢者が情報機器を用いる場合の「心的負荷」を取り上げ、その視点から認知的、生理的・身体的特性や行動特性に注目し、その解明や、それに対応するインタフェースや機器のあり方を求めるための基礎的研究に重点をおくこととなった。また、成果の海外発信として、来年度は海外での関連国際会議に特別テーマセッションを提案し、審査基準も会議全体と同一とすることとし、2つの会議に提案、採択されている。海外研究者との積極的交流と成果の客観的評価が可能になる。さらに電子情報通信学会に関連分野の論文特集号の企画を提案し、本領域終了時点を発行月とすることが決まった。
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Research Products
(4 results)