2006 Fiscal Year Annual Research Report
障害者・高齢者のコミュニケーション機能に関する基礎的研究
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16091101
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
市川 熹 千葉大学, 大学院自然科学研究科, 教授 (80241933)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野城 真理 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (80014231)
岡本 明 筑波技術短期大学, 教育方法開発センター, 教授 (10341752)
長嶋 祐二 工学院大学, 工学部, 教授 (50138137)
渡辺 哲也 国立特殊教育総合研究所, 情報教育研究部, 研究員 (10342958)
堀内 靖雄 千葉大学, 大学院自然科学研究科, 助教授 (30272347)
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Keywords | 情報福祉 / 高齢者と障害者の福祉 / コミュニケーション機能 / バリアフリーな情報通信機器 / 認知特性と感覚特性 / 身体特性と行動特性 / 心的負担 |
Research Abstract |
総括班として、領域研究の円滑な遂行を目指し、領域全体の統括、計画研究班の調整、全体会議、研究成果報告会を開催した。具体的には、総括班会議(3回)ならびに全体会議、成果報告会を開催し、また、メイルにて研究全般に関する検討・議論を継続的に行なった。 2006年5月12日に今年度の研究計画の討議のための全体会議を開催し、2007年2月14,15,16日に成果報告会を開催した。全体会議は計画内容のため、ポスターセッション形式により非公開で行ない、参加者相互に突っ込んだ議論を行なった。また成果報告会は議論を深めるために3日間にわたり、公開形式で行ない、各日とも100名程度の参加者を得た。なお、全体会議と成果報告会では、障害者の参加者のために、手話通訳、PC要約筆記(講演音声を文字として、リアルタイムに画面上に投影する)による情報補償を提供すると同時に、会場の車椅子参加者のためのバリアフリーにも配慮した。 総括班会議は、領域全体の研究方針を整理し、各研究項目、各研究計画に関して、横断的な研究計画の策定、問題点の指摘などの議論を行なった。とくに心的負担(メンタルワークロード)をNASA-TLX法で測定することにより、各種支援技術のコーザピリティを共通に評価する方法論を検討した。障害の種類や程度、また、加齢による影響などを考慮し、共通の指針で評価を行なうことが可能となった。 また、成果の海外発信として、関連国際会議(ICCHP 2006, IEEE EMBC 2006)にて特別テーマセッションを開催し、さらに電子情報通信学会で「情報福祉」論文特集号を刊行した。
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Research Products
(5 results)