2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16200003
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
今瀬 真 Osaka University, 大学院・情報科学研究科, 教授 (30346176)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村田 正幸 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (80200301)
若宮 直紀 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (50283742)
長谷川 剛 大阪大学, サイバーメディアセンター, 准教授 (00294009)
多田 知正 京都教育大学, 教育学部, 講師 (10301277)
會田 雅樹 首都大学, 東京・システムデザイン研究科, 教授 (60404935)
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Keywords | 自律分散制御 / アドホックネットワーク / センサネットワーク / TCP / ネットワーク計測 / 利用可能帯域 / 物理帯域 |
Research Abstract |
研究課題1:メタ情報環境を実現するアドホックネットワークの構築 研究課題1-1:コネクティビティを最大化する経路制御(研究分担者 今瀬眞,多田知正) 多様な形態の通信を効率よく実現するための、アリの採餌行動にもとづくランデブ型の経路制御手法を検討し、従来手法と比較して、センサデータ提供・収集ノードの数の違いに対して適応的で、ノード障害に対して頑健性があることを示した。 研究課題1-2:モバイルアドホックネットワーク環境に適した輻輳制御(研究分担者 長谷川剛) 輻輳制御手法において重要な特性を計測するネットワーク計測手法の検討を行った。具体的には、モバイルアドホックネットワークのような変動の大きい環境で、より少ない計測パケット数で平均スループットを推測する手法の検討を行い、重要な知見を得た。 研究課題1-3:アドホックネットワーク環境に適した状態情報管理機構(研究分担者 會田雅樹) ネットワークの安定運用のための状態推定・性能評価技術として、ユーザとネットワークの相互作用を記述し、ユーザの再試行トラヒックがネットワーク状態の安定性に与える影響を評価し、安定性を向上させるネットワーク資源管理法についての検討を行った。 研究課題2:メタ情報環境を実現するセンサネットワークの構築 研究課題2-1:電源管理を考慮した経路制御の実現(研究分担者 村田正幸) センサ端末が電力効率のよい通信パターンを自律的に確立する制御技術の研究開発に取り組み、パルス結合振動子モデルを応用した進行波制御によって望ましい通信パターンを生成する機構を提案し,実環境における有効性を検証した。 研究課題2-2:センサ情報収集機構の実現(研究分担者 若宮直紀) センサネットワークにおいて、緊急情報を確実かつ迅速に伝達するための制御手法を提案し、緊急情報について100%の配送率と40ミリ秒以下の遅延を達成できることを示した。
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Research Products
(19 results)