2004 Fiscal Year Annual Research Report
ウェブサービス連携における高度相互運用性を持つエージェント技術の開発
Project/Area Number |
16200010
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Research Institution | National Institute of Informatics |
Principal Investigator |
佐藤 健 国立情報学研究所, 情報学基礎研究系, 教授 (00271635)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
武田 英明 国立情報学研究所, 実証研究センター, 教授 (80252831)
市瀬 龍太郎 国立情報学研究所, 知能システム研究系, 助手 (00332156)
北村 泰彦 関西学院大学, 理工学部, 教授 (00204917)
山口 高平 慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (20174617)
和泉 憲明 独立行政法人産業技術総合研究所, サイバーアシスト研究センター, 研究員 (50293593)
福田 直樹 静岡大学, 情報学部, 助手 (30345805)
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Keywords | 投機的計算 / Web連携 / Web Service |
Research Abstract |
今年度は先行投機的計算およびWeb連携技術に関して各自の研究テーマを深く掘り下げた.また、応用システムとして出張業務支援システムの検討を行った. 具体的には、以下が研究成果として得られた. (1)先行投機的計算を行うときの投機が失敗する場合に対して失敗状況から回復するために再計画が必要となるが、計画断片の失敗状況での変更をルール化することで再計画を効率的に行う手法を提案した。 (2)先行投機的行動のペナルティを含めた場合の効果について解析を行った. (3)各Webサービスの階層的分類情報とWebサービス自体の記述情報を利用することで、同じカテゴリに属するWebサービスを同定する手法の提案を行った. (4)バイオインフオマティックス分野におけるWebサービス連携の適用可能性を検討した. (5)概念階層オントロジーを利用した入出力情報照合によるWebアプリケーションの自動発見機構,Webアプリケーション間のデータ授受を自動化するラッパー機構,Webアプリケーション連携品質評価機構などのWebアプリケーション連携機構を開発した。 (6)バックグラウンドで動作するエージェントを既存の出張業務支援システムに追加することにより柔軟にWeb連携技術および先行投機的計算の融合システムを構築・変更可能できるようにした。
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Research Products
(6 results)