2005 Fiscal Year Annual Research Report
国立大学外国語サイバー・ユニバーシティ用コンテンツ開発研究
Project/Area Number |
16200047
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Research Institution | HOKKAIDO UNIVERSITY |
Principal Investigator |
伊藤 直哉 北海道大学, 大学院・国際広報メディア研究科, 助教授 (60261228)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野坂 政司 北海道大学, 情報基盤センター, 教授 (50113600)
細谷 行輝 大阪大学, サイバーメディアセンター, 教授 (90116096)
岡野 進 九州大学, 大学院・言語文化研究院, 教授 (10152323)
竹蓋 幸生 文京学院大学, 外国語学部, 教授 (40009030)
大久保 政憲 千葉工業大学, 社会システム学部, 助教授 (50296315)
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Keywords | 外国語 / E-Learning / サイバー・ユニバーシティ / コンテンツ |
Research Abstract |
最終年度である本年度は、以下の項目の研究開発を終了し、サーバに実装した。 1.英語発音矯正教材コンテンツ開発 2.英語発音矯正用音声認識システム開発 3.英語リスニング教材コンテンツ開発 4.ドイツ語総合教材コンテンツ開発 5.フランス語総合教材コンテンツ開発 上記外国語コンテンツ、及び音声認識エンジンは、履修管理用プラットホーム(WebOCM)に連動されるかたちで実装されていたが、全ての教材・システムは、Webコンテンツとして自律しており、Webとして単独使用も可能な状態になっている。上記に関しては、クライアントマシンの依存は一切なく、全てActive XによるWeb拡張機能によって処理される。なお、サーバ上では、SQLデータベースにより、履修・成績管理が行われる。単体型Web教材は、今後、CD-ROM配布等により、ネットワークを用いない教材としての利用も可能となっている。 以上の本年度の開発により、更なる今後の課題、進展の方向性も明らかになってきた。以下に、その具体的な点を述べておく。 1.今後、授業評価等を行い、コンテンツそのものの教育効果測定だけではなく、履修管理用のプラットフォーム(WebOCM)を用いた授業評価も必要となる。 2.現在、上記を目的とした実験授業がH17年度後期に行われているが、ネットワークの特性を生かした大学間授業に関する実験授業が、H18年度以降、行われる予定。 3.Web型コンテンツの蓄積が行われ始めたので、今後、コンテンツのオブジェクト化を実現し、データベースで管理するコンテンツ・デポジトリーの実現が課題である。 4.コンテンツ・デポジトリーをはじめてとして、NIMEコンテンツサイトとの連携が必要となる。
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